2005年06月13日

Goodnight Tonight

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作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:(1)4分20秒 (2)7分13秒
収録アルバム:(1)McCartney II (2)All The Best (LP, US CD) (3)Greatest (Japan only) (4)Wingspan
収録シングル:(1)Goodnight Tonight (2)Goodnight Tonight (12")

当時流行っていたディスコ・ミュージックをポールなりに消化した曲。ポールとして初めて、12インチシングルとしてロング・バージョンを制作した。ウィングス最後のヒット・シングルであり、全米5位、全米5位を記録した。
ポールは当初、この曲をアルバム『London Town』のために、1人でレコーディングしていたが、曲が完成せず、しばらく未完成のままの状況となっていた。
「当初、'Goodnight Tonight'がB面、'Daytime Nightime Suffering'がA面になる予定だった。この曲は、何年も棚に上げられていたんだ。メンバーで議論して、どうやったらソウルフルな感じになるかって。それで、この曲はリリースしないってことに決めたんだ。数週間後に、再びメンバーで演奏したら、'これはいけるじゃないか。やったね。リリースしたらどうかな?'ってことになって、リリースすることにしたんだ。」(ポール)
1979年1月、前回のウィングスのワールド・ツアーを捉えたドキュメンタリー番組『Wings Over The World』が放送された頃、ポールは次のウィングスのシングル発売のことについて考え、ポールの自宅スタジオにウィングスのメンバーを呼び寄せ、ポールがソロでレコーディングしたこの曲にバンドメンバーが手を加え、エディー・クラインの編集と、マルコム・デイビーズのパイ・スタジオでのマスタリングを経て、この曲が完成した。
1979年から、アメリカのレコード販売に関し、キャピタル・レコードからコロンビア・レコードに移籍したので、このシングルがコロンビア・レコードからの移籍後第1弾となった。
プロモーション・ビデオは、1979年4月3日にキーフ・マクミランの監督のもと、ロンドンのハマースミス・ダンスホールで撮影され、翌日編集され、5バージョンものビデオが作成された。そのうち、1930年のオールド・スタイルで決めたウィングスをフィーチャーしたビデオは、当時、イギリスの番組『Top Of The Pops』『The Kenny Everett Show』、アメリカでは『The Midnight Special』で放送された。また、アルバム『Back To The Egg』収録曲のプロモーション・ビデオを集約した番組『Back To The Egg』でも、この曲が含まれている。
当初この曲はアルバムに収録されていなかったが、1993年にリイシューされた時に、アルバム『McCartney II』のボーナス・トラックとして追加された。また、LP盤の『All The Best!』、アメリカ盤CD『All The Best!』には収録されているが、イギリス盤・日本盤『All The Best!』には収録されていない。
ジョン・レノンが気に入っていた曲と言われているが、彼は特に、ポールのベース・プレイを評価していたようだ。
この曲は、アルバム『Back To The Egg』発売後に行った全英ツアーで、リズム・ボックスをバックに演奏した。その時の演奏は、以下のブートで聴くことができる。

(3)1979年12月17日グラスゴー公演
 Last Flight - Disc 2 (Vigotone -- vigotone 165)

演奏:
 Paul McCartney: Vocal, Bass, Keyboards
 Linda McCartney: Keyboards, Backing Vocal
 Denny Laine: Electric guitar, Backing Vocal
 Laurence Juber: Electric guitar, Backing Vocal
 Steve Holly: Drums, Backing Vocal
録音スタジオ:Abbey Road Studio, London, Replica Studio, Scotland
録音日:1978.10-12, 1979.3
プロデューサー:Paul McCartney, Chris Thomas
エンジニア:Phil McDonald, Mark Vigars
イギリス発売日:
アメリカ発売日:
日本発売日:

goodnight_tonight_promo.jpggoodnight_tonight_promo2.jpggoodnight_tonight_promo3.jpg

歌詞・コード
  F Dm7 Gm7     C7-9 F
Don't get too tired for love,
   Dm9 Gm7 C7-9
Don't let it end.
  F Dm7 Gm7     C7-9 F
Don't say goodnight to love,
  Fm7          C7-9  F
It may never be the same again.

F        Dm7
Don't say it! Don't say it!
Gm7        C7-9
Say anything but don't say Goodnight Tonight !
F         Dm7
Don't say it! Don't say it!
Gm7           C7-9
Say anything but don't say Goodnight Tonight !
F           Dm7
Don't say it! Don't say it!
Gm7               C7-9         F
You can say anything but don't say Goodnight Tonight!

Don't say it! Don't say it!
Say anything but don't say Goodnight Tonight !
Don't say it! Don't say it!
Say anything but don't say Goodnight Tonight !
Don't say it! Don't say it!
Gm7             C7-9           Fm7 C F
You can say anything but don't say Goodnight Tonight!

Don't get too tired for love
Don't let it end.
Don't say goodnight to love,
It's a feeling that may never end.

Don't say it! Don't say it!
Say anything but don't say Goodnight Tonight!

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(c)1979 MPL Communications, Ltd.

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2005年04月18日

Frozen Jap(Frozen Japanese)

作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:3分38秒
収録アルバム:McCartney II
収録シングル:なし

アルバム『McCartneyII』に収録された曲の中で、「Front Palour」に続き2番目にレコーディングされたインストゥルメンタル。
1980年1月、ウィングス日本公演のために来日したが、大麻所持のために日本国内で拘留された事件があった後に発売されたため、タイトルが日本人に対する軽蔑呼称である'Jap'を使っていることや、'Frozen'を用いていることから話題になった。
「'Frozen Jap'については、日本人を侮辱する気なんて全然なかった。やろうと思えば何だってできたはず。例えば詞で侮辱するやり方とかね。人種差別なんかしてない。全くの逆さ。僕はこの曲を日本のステージでやるつもりだったんだよ。もしそんな意識があったら、日本へは行かないだろう。それに、この曲がレコーディングされたのは、昨年の夏、つまり例の事件の前さ。タイトルだって決まっていた。日本の富士山のような冬の絵はがきみたいなのを描きたかったんだ。それを決めるのには本当に苦労した。とにかくあれを思いついた時、'Frozen Jap'と書きとめた。だって、イギリスでは日本人のことをそう呼んでいるだろ? パリには有名な日本人の店があったと思うけど、'Jap'っていう名前だし、みんなそう呼んでいる。しかし日本では戦後名誉を傷つける言葉として存在している。だから、事を複雑にしないために、日本盤だけ'Frozen Japanese'とタイトルを変更した。例の事件もあったし。正直、残念だよ。」(ポール)
話題になることを想定して、ポールはこの曲のタイトルを「Frozen Chap」にすることも考えたが、元のタイトルのまま発表した。
メロディーは西洋人がイメージする東洋のメロディーであるが、「Front Parlour」と同じく、テクノポップの影響を受けているのは自明である。
「この曲のレコーディングの2,3日前にテレビでYMOを見たから、それが頭の中にあったかもしれない。」(ポール)
この曲の約2分ほど長い未編集バージョンは、以下のブートで聴くことができる。

 The Lost Mccartney II Album - CD 1 (Birthday Records -- BR 041)
 The Lost McCartney Album (Not Guilty -- KSK - 7120)
 The Lost McCartney Album (Disc 1) (Voxx -- VOXX 0007-01)
 The Original McCartney II Double Album (Ram Records -- RAM 004)

演奏:
 Paul McCartney: All Instruments and Voices
録音スタジオ:Peasmarsh, East Sussex, Spirit Of Ranachan Studio, Scotland
録音日:1979.6-7
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:Paul McCartney
イギリス発売日:1980.4.11
アメリカ発売日:1980.4.14
日本発売日:1980.5.5

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2005年04月17日

Front Parlour


作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:3分00秒
収録アルバム:McCartney II
収録シングル:なし

1980年のアルバム『McCartneyII』に収録された曲の中で一番最初にレコーディングされたインストゥルメンタル・ナンバー。
「家の中には小さな居間があって、その居間には古い壁紙と暖炉があった。そこがメイン・トラックをレコーディングした場所だ。だからこの曲に"Front Parlour"ってタイトルを付けたんだ。」(ポール)
この曲を書いたのも"Front Parlour"だと言われている。メロディーやリズムは曲を書いた時点で確定していたものの、シンセサイザーを弾いてレコーディングしながら、曲のアレンジを固めていったという。
「ストリング・セクションのスコアを何時間もかけて書くんじゃなくて、シンセサイザーのところに座れば、すぐに似たようなサウンドを作ることができる。本当のストリング・セクションよりか音ははっきりしないけど、思ったように曲を書けるし、簡単に実験的なアプローチができるんだ。」(ポール)
アルバムの雰囲気を代表するようなテクノポップに仕上がったが、少し未完成な部分が残されている。
この曲の1分半ほど長い未編集バージョンは、以下のブートで聴くことができる。

 The Lost Mccartney II Album - CD 1 (Birthday Records -- BR 041)
 The Lost McCartney Album (Not Guilty -- KSK - 7120)
 The Lost McCartney Album (Disc 1) (Voxx -- VOXX 0007-01)
 The Original McCartney II Double Album (Ram Records -- RAM 004)

演奏:
 Paul McCartney: All Instruments and Voices
録音スタジオ:Peasmarsh, East Sussex, Spirit Of Ranachan Studio, Scotland
録音日:1979.6-7
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:Paul McCartney
イギリス発売日:1980.4.11
アメリカ発売日:1980.4.14
日本発売日:1980.5.5

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2005年02月23日

Darkroom

作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:2分18秒
収録アルバム:McCartney Ⅱ
収録シングル:なし

東洋っぽい音楽と、留置所を連想する「Darkroom」、それとアルバム『McCartneyⅡ』が日本での麻薬所持による逮捕後に発表されたことから、日本での体験が元になった曲と思われているが、実は日本での逮捕前に録音された曲である。
ポールは、まずリズムトラックをシンセサイザーで作り、それに即興で楽器とボーカルをかぶせていって作った。
「この曲は、僕がどうやって作ったかわかる曲なんだ。元のバージョンはとても長い曲で、ちょっとしたいろいろな変なノイズを入れたんだ。でも、この曲が好きだったから、編集してアルバムに収録したよ。」
「ダークルームにはいろいろな意味があるさ。写真を現像するときの暗室、ただ単に暗い部屋、男が女を誘う時に『僕のダークルームにおいで』っていうようなこと。」(ポール)
ポールの語るとおり、オリジナル・バージョンは3分38秒あり、後半部分にエレキギターが入ったりしており、そのバージョンは以下のブートで聴くことができる。

The Lost Mccartney II Album - CD 2 (Birthday Records -- BR 042)
The Lost McCartney Album (Disc 2) (Voxx -- VOXX 0007-02)
The Original McCartney II Double Album (Ram Records -- RAM 004)

演奏:
 Paul McCartney: All Instruments and Voices
録音スタジオ:Peasmarsh, East Sussex, Spirit Of Ranachan Studio, Scotland
録音日:1979.6-7
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:Paul McCartney
イギリス発売日:1980.6.13
アメリカ発売日:1980.7.22
日本発売日:1980.8.5

歌詞・コード
Fm7
Got a place we can go, lights are low
Let me show you to my darkroom

Come-a, come along with me to my darkroom
Come-a, come along with me to my darkroom

Come-a, come along with me to my darkroom
Come-a, come along with me to my darkroom

Come a come a come a come a come a
Come a come a come a come a come a

Got a place we can go, lighting low
Let me show you to my darkroom

Come-a, come along with me to my darkroom
Come-a, come along with me to my darkroom, we can go
Got a place we can go, lighting low
Let me show you to my darkroom

Come-a, come along with me to my darkroom

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(c) 1980 MPL Communications Ltd. Administered by MPL Communications, Inc.

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2005年02月10日

Coming Up

coming_up.jpg

作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:(1)3分52秒 (2)3分47秒 (3)4分8秒 (4)3分31秒 (5)3分28秒 (6)5分18秒 (7)4分55秒 (8)3分50秒 (9)3分26秒
収録アルバム:(1)McCartneyⅡ (3)Concerts For The People Of Kampuchea (4)All The Best (5)All The Best (US) (6)Tripping The Live Fantastic (7)Knebworth The Album (8)Wingspan (9)Back In The U.S., Back In The World
収録シングル:(1)(2)Coming Up

1979年夏に、ポールが自宅スコットランドのスタジオにおいて、テクノポップに影響されてポール1人ですべての楽器を演奏して製作されたアルバム『McCartneyⅡ』からのファースト・シングルで、全米1位、全英2位を獲得した大ヒット曲。1980年代のポールを代表する曲で、ポールがソロ・アーティストとして全米1位を獲得した最後の曲でもある。
アルバム『McCartneyⅡ』は元々、公式にアルバムとして発表するつもりはなく、ポールのライフワークの1つとして製作されたものであるので、この曲もアドリブで作り上げられたものである。それは、ウィングスとして活動して約8年が経過し、ポールもバンドとしてではなく、個人的な趣味の範疇で何か新しい音楽を模索していたのが影響している。
「曲を書くこと、つまり、新しい曲を作ることっていうのは、結果がどうであれ、魅力的な経験なんだ。ある人は僕に『君はマジックを信じるかい?』って聞くけど、僕は『そうさ! 僕の娘が生まれた時はマジックのようだった。魔法使いのようだったよ。』って答えるんだ。曲が出来上がるのも同じようなマジックだと思うんだ。曲がどうやって作られるのか、曲自体が何なのかわからないけど、人間の本能の一部なんだよ。」(ポール)
「この曲は、僕がスコットランドの農場で作ったものなんだ。そこでは、自分の研究を実験室の中で自分の世界に閉じこもってやるちょっと狂った教授のように、僕1人だけでこの曲をちょこっと作ったんだ。僕が1人で曲を作るときは、この教授のようになっていると思うよ。自分自身だけに没頭して、気が狂った人のようにね。でもこういうやり方が好きなんだ。」(ポール)
「ジョン・レノンとレコーディングをしていた奴に聞いたんだけど、ジョンが不精をしていたとき、この曲を聴いて『くそ! ポールっていい曲書くじゃないか!』って言ったらしい。どうやら、それがジョンが再びレコーディングを始めたきっかけらしいよ。それでジョンは『俺の方がうまくやってる!』なんて思っていたんだろうね。いい話じゃないか。」(ポール)

この曲のプロモビデオも製作されており、ロンドンから南へ下った郊外ワンズワースの「Ewards TV」のスタジオで、1980年5月26日と27日の2日間で、キース・マクミラン監督のもと撮影された。
ポール1人で全ての楽器を担当しているのになぞって、プロモビデオもポールが1人10役、リンダが1人2役、総勢12人のバンドとして登場する。1役ずつビデオを撮影していくので、撮影だけで合計25時間も要したという。ポールとリンダが扮しているこのバンドは「Plastic Macs」と名付けられ、ポールは1965年頃のビートルズ時代のポール、ハンク・マービン、ロン・メイル、デイブ・ギルモア、アンディー・マッケイ、バディー・ホリーなどに、リンダは女性シンガーと男性シンガーに扮している。
「ビデオの中で、僕が大好きな場面があるんだ。ステージの中でサックス・プレイヤーのポールが別のミュージシャンのポールと視線を交わすんだよ。これはポールのアイデアで、すべて計算の上でのことなんだけど、この演出はとてもうまく生きているよね。もう一つそういう場面があって、二人のギタリストが目を合わせてお互いにギターを振り上げるんだ。こういう細かいところで雰囲気が出ていて、とてもいいなあ。本当のバンドになりきっているよね。」(キース・マクミラン)。このプロモビデオは、ポールが1980年にサタデー・ナイト・ライブに出演したときにも放送された。

この曲を発表した前後から、ほとんどのライブで演奏しており、公式ライブ盤やベストアルバムにも収録されているため、バージョン違いはかなり多い。公式で発表されているだけでも9つのバージョンが存在する。
シングルとして発売されたときは、B面に1979年12月17日グラスゴー公演でのウィングスの演奏を編集して収録したが、アメリカで全米1位までヒットしたのはこちらのライブバージョン。それゆえ、アメリカで発売されたベスト盤『All The Best』『Wingspan』には、ジャケットの曲目に特に明記されていないが、こちらのライブバージョンが収録されている。ただし、シングルB面に収録されたライブバージョンよりは少し収録時間が短く、演奏後のMCがかなりカットされている。
また、イギリスや日本で発売されたベスト盤『All The Best』にはスタジオ録音版が収録されているが、オリジナルのLP盤より少しスピードが速い。さらに、ベスト盤『Wingspan』のイギリス盤・日本盤には少し違ったミックスが収録されており、それは1回目のサックスソロの前に、シンセで奏でるサックスが右側チャンネルに長く残っていることから違いが分かる。

ポールはこの曲をライブで、1979年のイギリスツアー、1989-90年のゲットバックツアー、1993年のニューワールド・ツアー、2002-03年のワールドツアー(2003年ヨーロッパツアーは途中まで)で演奏している。
1989-90年で演奏されたときは、2番のボーカルをヘイミッシュ・シチュアートが担当し、さらに間奏ではドラムソロを挿入し、ディスコ風にアレンジした。2002-03年のワールドツアーで演奏されたときは、終盤のサビの繰り返しを1回少なくした。
公式盤に収録された以外のライブのうち、サウンドボード録音では以下のブートで聴くことができる。
また、アルバム『McCartneyⅡ』のアウトテイクとして、5分26秒の完全版をブートで聴くことができる。
なお、ベスト盤『Wingspan』が発売された時にこの曲がリミックスされて、5分20秒の「Linus Loves Mix」と3分5秒の「Zak's Mix」として、12インチプロモ盤として配られた。これらは(21)のブートで聴くことができる。

(10)『McCartneyⅡ』アウトテイク
 Eggs Up (Disc 2) (Masterfraction -- MFCD 016)
 The Lost Mccartney II Album - CD 2 (Birthday Records -- BR 042)
 The Lost McCartney Album (Disc 2) (Voxx -- VOXX 0007-02)
 The Original McCartney II Double Album (Ram Records -- RAM 004)
 Alternate Takes 1979-1981 (TJT Productions -- TJT-056)
(11)1979年12月17日グラスゴー公演(完全版)
 Last Flight - Disc 2 (Vigotone -- vigotone 165)
(12)1989年ツアーリハーサル
 Oobu Joobu Part 13 (Yellow Cat -- YC 057)
(13)1990年1月23日ロンドン公演
 Welcome To Wombley - CD 1 (Voxx -- VOXX 0003-01)
(14)1990年4月1日バークレー公演
 Berkeley Concert 1990 (CD 2) (Yellow Cat Records -- YC 008)
 A Dream Apart (Big Music -- BIG028)
(15)1990年4月20日リオ公演
 Live On TV In Rio - Part 1 (Ram Records -- RAM 007)
(16)1989-1990年演奏場所不明
 公式ビデオ『Get Back』
 公式ビデオ『Going Home』
(17)1990年6月28日リバプール公演
 Imagine In Liverpool (The Comeback) (Red Phantom -- RPCD 1025)
 Radio One's Liverpool Concert June 1990 (FM) (Liverpool Concert) (Goblin Records -- CD3004)
(18)1990年7月4日ワシントン公演
 Live at Robert F Kennedy Stadium Part2 (Label Unknown)
 4th Of July (CD 1) (Yellow Cat Records -- YC 009)
 Independance Day (Disc 1) (Red Phantom -- RPCD 2135/36)
(19)1993年6月15日シャーロット公演
 Out In The Crowd (Nikko Records NK 005-06)
 Goodbye America 1993 (Live Storm -- LSCD 51272)
 Hope Of Deliverance Live (Not Guilty -- NG370993)
 Hot Night In Charlotte Disc 1 (Star -- Star 008)
 Live Tonight Disc 1 (Crystal Cat Records -- CC340)
 The Magical US Tour (Flashback -- Flash 07.93.0216)
(20)1993年11月15日東京公演
 Live In Argentina Special (DVD 1) (Unknown -- none)
(21)『Wingspan』Remix
 Macca Mixes (Yellow Cat -- YC 071)
(22)2002年4月24日ワシントン公演
 Driving Macca! (Label Unknown)
(23)2002年5月15日タンパ公演
 Live In Tampa Florida 2002 (Night Hawk)

coming_promo1.jpgcoming_promo2.jpg

(1)(4)(5)(8)
演奏:
 Paul McCartney: All Instruments and Voices
録音スタジオ:Peasmarsh, East Sussex, Spirit Of Ranachan Studio, Scotland
録音日:1979.6-7
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:Paul McCartney
イギリス発売日:1980.4.11
アメリカ発売日:1980.4.14
日本発売日:1980.5.5

(2)(5)
演奏:
 Paul McCartney: Vocal, Bass
 Linda McCartney: Keyboards, Backing Vocal
 Denny Laine: Electric Guitar, Backing Vocal
 Laurence Juber: Electric Guitar, Backing Vocal
 Steve Holly: Drums
 Tony Dorsey: Tromborn
 Thaddeus Richard: Saxophone
 Steve Howerd: Trumpet
 Howie Casey: Saxophone
録音スタジオ:live from Glasgow, Scotland
録音日:1979.12.17
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:Paul McCartney
イギリス発売日:1980.4.11
アメリカ発売日:1980.4.14
日本発売日:1980.5.5

(3)
演奏:
 Paul McCartney: Vocal, Bass
 Linda McCartney: Keyboards, Backing Vocal
 Denny Laine: Electric Guitar, Backing Vocal
 Laurence Juber: Electric Guitar, Backing Vocal
 Steve Holly: Drums
 Tony Dorsey: Tromborn
 Thaddeus Richard: Saxophone
 Steve Howerd: Trumpet
 Howie Casey: Saxophone
録音スタジオ:live from Hammarsmith Odeon, London
録音日:1979.12.29
プロデューサー:Chris Thomas
エンジニア:Bill Price, Dick Allott, Geoff Davis, John Walls
イギリス発売日:1980.4.3
アメリカ発売日:1980.3.30
日本発売日:1980.4.28

(6)
演奏:
 Paul McCartney: Bass, Vocal
 Linda McCartney: Keyboards, Backing Vocal
 Paul "Wix" Wickens: Keyboards, Backing Vocal
 Chris Whitten: Drums
 Robbie Mclntosh: Electric Guitar, Backing Vocal
 Hamish Stuart: Electric Guitar, Vocal
録音スタジオ:live from Tokyo
録音日:1990.3.3
プロデューサー:Paul McCartney, Bob Clearmountain, Peter Henderson
エンジニア:Bob Clearmountain
イギリス発売日:1990.11.5
アメリカ発売日:1990.11.6
日本発売日:1990.11.5

(7)
演奏:
 Paul McCartney: Bass, Vocal
 Linda McCartney: Keyboards, Backing Vocal
 Paul "Wix" Wickens: Keyboards, Backing Vocal
 Chris Whitten: Drums
 Robbie Mclntosh: Electric Guitar, Backing Vocal
 Hamish Stuart: Electric Guitar, Vocal
録音スタジオ:live from Knebworth
録音日:1990.6.30
プロデューサー:Paul McCartney, Bob Clearmountain, Peter Henderson
エンジニア:Bob Clearmountain
イギリス発売日:1990.8.6
アメリカ発売日:1990.8.7
日本発売日:1990.8.30

(9)
演奏:
 Paul McCartney: Vocal, Bass
 Rusty Anderson: Backing Vocal, Guitar
 Brain Ray: Backing Vocal, Guitar
 Paul "Wix" Wickens: Backing Vocal, Acoustic Guitar
 Abe Raboriel Jr.: Backing Vocal, Drums
録音スタジオ:live from New York
録音日:2002.4.26
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:David Kahne
イギリス発売日:2003.3.17
アメリカ発売日:2002.11.26
日本発売日:2002.11.13

歌詞・コード
E
You Want A Love To Last Forever
One That Will Never Fade Away
I Want To Help You With Your Problem
Stick Around, I Say

A    E
Coming Up, Coming Up, Yeah
A
Coming Up Like A Flower
E
Coming Up, I Say

You Want A Friend You- Can Rely On
One Who Will Never Fade Away
And If You're Searching For An Answer
Stick Around. I Say

It's Coming Up, It's Coming Up
It's Coming Up Like A Flower
It's Coming Up. Yeah

You Want Some Peace And Understanding
So Everybody Can Be Free
I Know That We Can Get Together
We Can Make It, Stick With Me

It's Coming Up, It's Coming Up
It's Coming Up Like A Flower
It's Coming Up For You And Me

Coming Up, Coming Up
It's Coming Up, It's Coming Up, I Say
It's Coming Up Like A Flower
It's Coming Up
I Feel It In My Bones

You Want A Better Kind Of Future
One That Everyone Can Share
You're Not Alone, We All Could Use It
Stick Around We're Nearly There

It's Coming Up, It's Coming Up Everywhere
It's Coming Up Like A Flower
It's Coming Up For All To Share
It's Coming Up, Yeah
It's Coming Up, Anyway
It's Coming Up Like A Flower
Coming Up

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(c) 1980 MPL Communications, Ltd.

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Coming Up

coming_up.jpg

作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:(1)3分52秒 (2)3分47秒 (3)4分8秒 (4)3分31秒 (5)3分28秒 (6)5分18秒 (7)4分55秒 (8)3分50秒 (9)3分26秒
収録アルバム:(1)McCartneyⅡ (3)Concerts For The People Of Kampuchea (4)All The Best (5)All The Best (US) (6)Tripping The Live Fantastic (7)Knebworth The Album (8)Wingspan (9)Back In The U.S., Back In The World
収録シングル:(1)(2)Coming Up

1979年夏に、ポールが自宅スコットランドのスタジオにおいて、テクノポップに影響されてポール1人ですべての楽器を演奏して製作されたアルバム『McCartneyⅡ』からのファースト・シングルで、全米1位、全英2位を獲得した大ヒット曲。1980年代のポールを代表する曲で、ポールがソロ・アーティストとして全米1位を獲得した最後の曲でもある。
アルバム『McCartneyⅡ』は元々、公式にアルバムとして発表するつもりはなく、ポールのライフワークの1つとして製作されたものであるので、この曲もアドリブで作り上げられたものである。それは、ウィングスとして活動して約8年が経過し、ポールもバンドとしてではなく、個人的な趣味の範疇で何か新しい音楽を模索していたのが影響している。
「曲を書くこと、つまり、新しい曲を作ることっていうのは、結果がどうであれ、魅力的な経験なんだ。ある人は僕に『君はマジックを信じるかい?』って聞くけど、僕は『そうさ! 僕の娘が生まれた時はマジックのようだった。魔法使いのようだったよ。』って答えるんだ。曲が出来上がるのも同じようなマジックだと思うんだ。曲がどうやって作られるのか、曲自体が何なのかわからないけど、人間の本能の一部なんだよ。」(ポール)
「この曲は、僕がスコットランドの農場で作ったものなんだ。そこでは、自分の研究を実験室の中で自分の世界に閉じこもってやるちょっと狂った教授のように、僕1人だけでこの曲をちょこっと作ったんだ。僕が1人で曲を作るときは、この教授のようになっていると思うよ。自分自身だけに没頭して、気が狂った人のようにね。でもこういうやり方が好きなんだ。」(ポール)
「ジョン・レノンとレコーディングをしていた奴に聞いたんだけど、ジョンが不精をしていたとき、この曲を聴いて『くそ! ポールっていい曲書くじゃないか!』って言ったらしい。どうやら、それがジョンが再びレコーディングを始めたきっかけらしいよ。それでジョンは『俺の方がうまくやってる!』なんて思っていたんだろうね。いい話じゃないか。」(ポール)

この曲のプロモビデオも製作されており、ロンドンから南へ下った郊外ワンズワースの「Ewards TV」のスタジオで、1980年5月26日と27日の2日間で、キース・マクミラン監督のもと撮影された。
ポール1人で全ての楽器を担当しているのになぞって、プロモビデオもポールが1人10役、リンダが1人2役、総勢12人のバンドとして登場する。1役ずつビデオを撮影していくので、撮影だけで合計25時間も要したという。ポールとリンダが扮しているこのバンドは「Plastic Macs」と名付けられ、ポールは1965年頃のビートルズ時代のポール、ハンク・マービン、ロン・メイル、デイブ・ギルモア、アンディー・マッケイ、バディー・ホリーなどに、リンダは女性シンガーと男性シンガーに扮している。
「ビデオの中で、僕が大好きな場面があるんだ。ステージの中でサックス・プレイヤーのポールが別のミュージシャンのポールと視線を交わすんだよ。これはポールのアイデアで、すべて計算の上でのことなんだけど、この演出はとてもうまく生きているよね。もう一つそういう場面があって、二人のギタリストが目を合わせてお互いにギターを振り上げるんだ。こういう細かいところで雰囲気が出ていて、とてもいいなあ。本当のバンドになりきっているよね。」(キース・マクミラン)。このプロモビデオは、ポールが1980年にサタデー・ナイト・ライブに出演したときにも放送された。

この曲を発表した前後から、ほとんどのライブで演奏しており、公式ライブ盤やベストアルバムにも収録されているため、バージョン違いはかなり多い。公式で発表されているだけでも9つのバージョンが存在する。
シングルとして発売されたときは、B面に1979年12月17日グラスゴー公演でのウィングスの演奏を編集して収録したが、アメリカで全米1位までヒットしたのはこちらのライブバージョン。それゆえ、アメリカで発売されたベスト盤『All The Best』『Wingspan』には、ジャケットの曲目に特に明記されていないが、こちらのライブバージョンが収録されている。ただし、シングルB面に収録されたライブバージョンよりは少し収録時間が短く、演奏後のMCがかなりカットされている。
また、イギリスや日本で発売されたベスト盤『All The Best』にはスタジオ録音版が収録されているが、オリジナルのLP盤より少しスピードが速い。さらに、ベスト盤『Wingspan』のイギリス盤・日本盤には少し違ったミックスが収録されており、それは1回目のサックスソロの前に、シンセで奏でるサックスが右側チャンネルに長く残っていることから違いが分かる。

ポールはこの曲をライブで、1979年のイギリスツアー、1989-90年のゲットバックツアー、1993年のニューワールド・ツアー、2002-03年のワールドツアー(2003年ヨーロッパツアーは途中まで)で演奏している。
1989-90年で演奏されたときは、2番のボーカルをヘイミッシュ・シチュアートが担当し、さらに間奏ではドラムソロを挿入し、ディスコ風にアレンジした。2002-03年のワールドツアーで演奏されたときは、終盤のサビの繰り返しを1回少なくした。
公式盤に収録された以外のライブのうち、サウンドボード録音では以下のブートで聴くことができる。
また、アルバム『McCartneyⅡ』のアウトテイクとして、5分26秒の完全版をブートで聴くことができる。
なお、ベスト盤『Wingspan』が発売された時にこの曲がリミックスされて、5分20秒の「Linus Loves Mix」と3分5秒の「Zak's Mix」として、12インチプロモ盤として配られた。これらは(21)のブートで聴くことができる。

(10)『McCartneyⅡ』アウトテイク
 Eggs Up (Disc 2) (Masterfraction -- MFCD 016)
 The Lost Mccartney II Album - CD 2 (Birthday Records -- BR 042)
 The Lost McCartney Album (Disc 2) (Voxx -- VOXX 0007-02)
 The Original McCartney II Double Album (Ram Records -- RAM 004)
 Alternate Takes 1979-1981 (TJT Productions -- TJT-056)
(11)1979年12月17日グラスゴー公演(完全版)
 Last Flight - Disc 2 (Vigotone -- vigotone 165)
(12)1989年ツアーリハーサル
 Oobu Joobu Part 13 (Yellow Cat -- YC 057)
(13)1990年1月23日ロンドン公演
 Welcome To Wombley - CD 1 (Voxx -- VOXX 0003-01)
(14)1990年4月1日バークレー公演
 Berkeley Concert 1990 (CD 2) (Yellow Cat Records -- YC 008)
 A Dream Apart (Big Music -- BIG028)
(15)1990年4月20日リオ公演
 Live On TV In Rio - Part 1 (Ram Records -- RAM 007)
(16)1989-1990年演奏場所不明
 公式ビデオ『Get Back』
 公式ビデオ『Going Home』
(17)1990年6月28日リバプール公演
 Imagine In Liverpool (The Comeback) (Red Phantom -- RPCD 1025)
 Radio One's Liverpool Concert June 1990 (FM) (Liverpool Concert) (Goblin Records -- CD3004)
(18)1990年7月4日ワシントン公演
 Live at Robert F Kennedy Stadium Part2 (Label Unknown)
 4th Of July (CD 1) (Yellow Cat Records -- YC 009)
 Independance Day (Disc 1) (Red Phantom -- RPCD 2135/36)
(19)1993年6月15日シャーロット公演
 Out In The Crowd (Nikko Records NK 005-06)
 Goodbye America 1993 (Live Storm -- LSCD 51272)
 Hope Of Deliverance Live (Not Guilty -- NG370993)
 Hot Night In Charlotte Disc 1 (Star -- Star 008)
 Live Tonight Disc 1 (Crystal Cat Records -- CC340)
 The Magical US Tour (Flashback -- Flash 07.93.0216)
(20)1993年11月15日東京公演
 Live In Argentina Special (DVD 1) (Unknown -- none)
(21)『Wingspan』Remix
 Macca Mixes (Yellow Cat -- YC 071)
(22)2002年4月24日ワシントン公演
 Driving Macca! (Label Unknown)
(23)2002年5月15日タンパ公演
 Live In Tampa Florida 2002 (Night Hawk)

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(1)(4)(5)(8)
演奏:
 Paul McCartney: All Instruments and Voices
録音スタジオ:Peasmarsh, East Sussex, Spirit Of Ranachan Studio, Scotland
録音日:1979.6-7
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:Paul McCartney
イギリス発売日:1980.4.11
アメリカ発売日:1980.4.14
日本発売日:1980.5.5

(2)(5)
演奏:
 Paul McCartney: Vocal, Bass
 Linda McCartney: Keyboards, Backing Vocal
 Denny Laine: Electric Guitar, Backing Vocal
 Laurence Juber: Electric Guitar, Backing Vocal
 Steve Holly: Drums
 Tony Dorsey: Tromborn
 Thaddeus Richard: Saxophone
 Steve Howerd: Trumpet
 Howie Casey: Saxophone
録音スタジオ:live from Glasgow, Scotland
録音日:1979.12.17
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:Paul McCartney
イギリス発売日:1980.4.11
アメリカ発売日:1980.4.14
日本発売日:1980.5.5

(3)
演奏:
 Paul McCartney: Vocal, Bass
 Linda McCartney: Keyboards, Backing Vocal
 Denny Laine: Electric Guitar, Backing Vocal
 Laurence Juber: Electric Guitar, Backing Vocal
 Steve Holly: Drums
 Tony Dorsey: Tromborn
 Thaddeus Richard: Saxophone
 Steve Howerd: Trumpet
 Howie Casey: Saxophone
録音スタジオ:live from Hammarsmith Odeon, London
録音日:1979.12.29
プロデューサー:Chris Thomas
エンジニア:Bill Price, Dick Allott, Geoff Davis, John Walls
イギリス発売日:1980.4.3
アメリカ発売日:1980.3.30
日本発売日:1980.4.28

(6)
演奏:
 Paul McCartney: Bass, Vocal
 Linda McCartney: Keyboards, Backing Vocal
 Paul "Wix" Wickens: Keyboards, Backing Vocal
 Chris Whitten: Drums
 Robbie Mclntosh: Electric Guitar, Backing Vocal
 Hamish Stuart: Electric Guitar, Vocal
録音スタジオ:live from Tokyo
録音日:1990.3.3
プロデューサー:Paul McCartney, Bob Clearmountain, Peter Henderson
エンジニア:Bob Clearmountain
イギリス発売日:1990.11.5
アメリカ発売日:1990.11.6
日本発売日:1990.11.5

(7)
演奏:
 Paul McCartney: Bass, Vocal
 Linda McCartney: Keyboards, Backing Vocal
 Paul "Wix" Wickens: Keyboards, Backing Vocal
 Chris Whitten: Drums
 Robbie Mclntosh: Electric Guitar, Backing Vocal
 Hamish Stuart: Electric Guitar, Vocal
録音スタジオ:live from Knebworth
録音日:1990.6.30
プロデューサー:Paul McCartney, Bob Clearmountain, Peter Henderson
エンジニア:Bob Clearmountain
イギリス発売日:1990.8.6
アメリカ発売日:1990.8.7
日本発売日:1990.8.30

(9)
演奏:
 Paul McCartney: Vocal, Bass
 Rusty Anderson: Backing Vocal, Guitar
 Brain Ray: Backing Vocal, Guitar
 Paul "Wix" Wickens: Backing Vocal, Acoustic Guitar
 Abe Raboriel Jr.: Backing Vocal, Drums
録音スタジオ:live from New York
録音日:2002.4.26
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:David Kahne
イギリス発売日:2003.3.17
アメリカ発売日:2002.11.26
日本発売日:2002.11.13

歌詞・コード
E
You Want A Love To Last Forever
One That Will Never Fade Away
I Want To Help You With Your Problem
Stick Around, I Say

A    E
Coming Up, Coming Up, Yeah
A
Coming Up Like A Flower
E
Coming Up, I Say

You Want A Friend You- Can Rely On
One Who Will Never Fade Away
And If You're Searching For An Answer
Stick Around. I Say

It's Coming Up, It's Coming Up
It's Coming Up Like A Flower
It's Coming Up. Yeah

You Want Some Peace And Understanding
So Everybody Can Be Free
I Know That We Can Get Together
We Can Make It, Stick With Me

It's Coming Up, It's Coming Up
It's Coming Up Like A Flower
It's Coming Up For You And Me

Coming Up, Coming Up
It's Coming Up, It's Coming Up, I Say
It's Coming Up Like A Flower
It's Coming Up
I Feel It In My Bones

You Want A Better Kind Of Future
One That Everyone Can Share
You're Not Alone, We All Could Use It
Stick Around We're Nearly There

It's Coming Up, It's Coming Up Everywhere
It's Coming Up Like A Flower
It's Coming Up For All To Share
It's Coming Up, Yeah
It's Coming Up, Anyway
It's Coming Up Like A Flower
Coming Up

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2005年02月05日

Check My Machine

作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:5分49秒
収録アルバム:McCartney Ⅱ(bonus track)
収録シングル:Waterfalls

シングル「Waterfalls」のB面に収録された曲。アルバム『McCartneyⅡ』のセッションでレコーディングされた曲であるが、元々、アルバム『McCartneyⅡ』には収録されておらず、CD化されるときにボーナストラックとして追加された。
曲のタイトル通り、シンセサイザーとミキサーのチェックを行うために録音された曲である。タイトルを連呼するポールのボーカルも、音色の変化をかなり加えており、遊びの要素が強い。
元々8分半近くあった曲だが、発売されるときに6分弱に編集された。以下のブートでは、約8分半のオリジナル・バージョンを聴くことができる。

The Lost Mccartney II Album - CD 2 (Birthday Records -- BR 042)
The Lost McCartney Album (Disc 2) (Voxx -- VOXX 0007-02)
The Original McCartney II Double Album (Ram Records -- RAM 004)

演奏:
 Paul McCartney: All Instruments and Voices
録音スタジオ:Peasmarsh, East Sussex, Spirit Of Ranachan Studio, Scotland
録音日:1979.6-7
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:Paul McCartney
イギリス発売日:1980.6.13
アメリカ発売日:1980.7.22
日本発売日:1980.8.5

歌詞
(Spoken) Sticks And Stones May Break My Bones
But Names Will Never Hurt Me

Check My Machine
Check Check Check Check Check My Machine
Check My Machine
Check Check Check Check Check My Machine

(Repeat)

I Got A Woman A Long Time Ago
I Had Trouble
I Want You To See What You Can See

Check My Machine
Check Check Check Check Check My Machine
Check My Machine
Check Check Check Check Check My Machine

(Ad Lib)

I Want You To Check Check Check Check Check My Machine Check Check Check Check Check My Machine

(Ad Lib)
Check Check Check Check Check My Machine

(Repeat)

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2005年01月14日

Bogey Music

作詞作曲:Paul McCartney
収録時間:3分25秒
収録アルバム:McCartneyⅡ
収録シングル:なし

エルビス・プレスリー風のボーカルを聴かせるストレートなロックンロール。Aを基調とした3コードと1つのコードで出来ているという非常にシンプルな曲展開である。何重にも録音されたボーカルが面白い。
歌詞は、レイモンド・ブリッグスの小説 "Fungus The Bogeyman" に影響されたもの。
「ある日、スタジオに本を持って行ってんだ。本を開けるとそこには、音楽を嫌う中高年層に反抗するボギーランドの若年層のことが書かれていたんだ。ボギーランドっていうのは、海底都市のこと。若者は、テディーボーイのようなあったかい服を着始めるんだ。僕はこのページから拝借して、『うわ、これってロックンロールみたいだ!』と思って、この曲を作ったんだ。」
ポールは同じ小説から、「Bogey Wobble」という曲を作ったが、この曲はお蔵入りになったままである。
以下のブートでアウトテイクを聴くことができるが、公式テイクとほぼ同じである。

The Lost Mccartney II Album - CD 2 (Birthday Records -- BR 042)
The Lost McCartney Album (Disc 2) (Voxx -- VOXX 0007-02)

演奏:
 Paul McCartney: All Instruments and Voices
録音スタジオ:Peasmarsh, East Sussex, Spirit Of Ranachan Studio, Scotland
録音日:1979.6-7
プロデューサー:Paul McCartney
エンジニア:Paul McCartney
イギリス発売日:1980.5.16
アメリカ発売日:1980.5.26
日本発売日:1980.6.5

歌詞・コード
A
Everybody bogey, dig that bogey beat
Man, that bogey rhythm
Smells so clean and sweet
D
Everybody bogey, bogey on the street
Oh, without bogey music my life is incomplete
Without bogey music my life is incomplete

A
If you little bogeys want to sing along
D
You've got to clean your bogey act up
And learn the bogey song
E
Without bogey music my life is incomplete
Dm           A
Without bogey music life is incomplete
Dm           A
Without bogey music life is incomplete

Dm      A
Bogey music, bogey music
Dm       A      Dm A [NC]
Bogey music, bogey music

A                    D      E
"All right, here we are now in bogey land."

    A         [NC] Dm          [NC]
Well when the younger bogeys hear that bogey sound
A        [NC] E
Every little bogey got to bogey down
A
Bogey, man, bogey
[NC]
Bogey, man, bogey
Bogey, man, bogey on down
Bogey music, oh

Dm       A
Bogey music, bogey music
Dm       A
Bogey music, bogey music
Dm       A
Bogey music, bogey music
Dm       A
Bogey music, bogey music
Bogey man, bogey on down
Dm
Bogey music

A            Dm
All you little bogeys, I want you to sing along
A            Dm
Clean your bogey act up and learn the bogey song
A            Dm
Without bogey music, life is incomplete
A
You know it... suckers

Dm
Oooh, bogey music
A
Oooh, bogey music
Bogey music
Bogey music

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(c) 1980 MPL Communications Ltd. Administered by MPL Communications, Inc.

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