2004.12.21 ポール、英国版「クイズ・ミリオネア」に出演

 

  12月15日にイギリスのクイズ番組「Who Wants To Be A Millionaire?」の収録が行われ、ポール・マッカートニーと妻のヘザーが出場した。
 クイズ間のトークでは、ポールが今まで作った曲の歌詞をあまり覚えていないことなどをヘザーに暴露されたが、ポールは、来年にはニューアルバムを作り終え、来年後半にアメリカ・ツアーを行う予定であることを語った。なお、ポールは最終賞金として3万2千ポンド(約600万円)獲得した模様。
 番組は12月25日にイギリスで放送される。
 また、「The Boston Herald newspaper」というボストンの地方紙が報じたところによると、ポールは来年夏のコンサートのために、Boston Fleet Center をブッキングしているとのこと。来年夏のアメリカ・ツアーが確実視されつつある。

 

2004.12.21 米国TV局が“クリスマス・ソングBEST20”を発表

 

 米国のテレビ局“VH1”が“Best Xmas Songs Ever”と題した“クリスマス・ソングBEST20”を先日発表した。
 これは同テレビ局が英国の視聴者1,000人に「アナタが最もお気に入りなクリスマス・ソングは?」というアンケートを取ったもの。その結果1位には、永遠の酔っ払いシェーン・マガウアン率いるアイリッシュ・バンド、ザ・ポーグスとカースティー・マッコールによるデュエット・ソング「ニューヨークの夢(原題:Fairytale Of New York)」がランクイン。2位以下には、その復活が話題を集めた歴史の残る一大チャリティ・プロジェクト、バンド・エイドの「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」のオリジナル版が2位、2004年版が5位、1989年版が17位にそれぞれランクインしているのをはじめ、ワム!「ラスト・クリスマス」が3位、ジョン・レノン「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」が9位と、いかにも英国人らしいセレクトとなっている。発表されたTOP20は下記のとおり。

1:Fairytale Of New York - The Pogues and Kirsty MacColl (1987)
2:Do They Know It's Christmas? - Band Aid (1984)
3:Last Christmas - Wham! (1984)
4:Merry Xmas Everybody - Slade (1973)
5:Do They Know It's Christmas - Band Aid 20 (2004)
6:All I Want For Christmas Is You - Mariah Carey (1994)
7:I Wish It Could Be Christmas Everyday- Wizzard (1973)
8:White Christmas - Bing Crosby (1977)
9:Happy Xmas (War Is Over) - John Lennon (1972)
10:Stay Another Day - East 17 (1994)
11:Christmas Time (Don't Let The Bells End) - The Darkness (2003)
12:Mistletoe And Wine - Cliff Richard (1988)
13:Step Into Christmas - Elton John (1973)
14:Lonely This Christmas - MUD (1974)
15:Power Of Love- Frankie Goes To Hollywood (1984)
16:Little Drummer Boy - David Bowie / Bing Crosby (1982)
17:Do They know It's Christmas? - Band Aid (1989)
18:Wonderful Christmas Time - Paul McCartney (1979)
19:Walking In The Air - Aled Jones (1985)
20:Please Come Home For Christmas - Bon Jovi (1994)

 

2004.12.9 ポール、グラミー賞にノミネート

 

 ポール・マッカートニーが、2005年の第47回グラミー賞に、"Best Pop Collaboration With Vocals."部門でノミネートされた。2002年に行われたジョージ・ハリスンの追悼コンサート「Concert For George」で、エリック・クラプトンと「Something」を共演したことに対してノミネートされている。
 グラミー賞の授賞式は、2005年2月13日にロサンゼルスで開催される予定。

 

2004.12.9 ポールの元広報担当、暴露本の発売を明かす

 

 ポール・マッカートニーの広報担当を10年以上にわたって勤め、今年9月に解任されたジェフ・ベイカーが、ポールの私生活を書いた暴露本を執筆中であることを明かした。主にポールの性生活を暴露した本であるとジェフは語っている。

 

2004.12.9 ポールの「Love Songs」編集アルバム発売予定

Source: MUSIC TAP

 キャピトル・レコードが発売しているシリーズものの編集アルバム「Love Songs」、ポール・マッカートニーの楽曲ばかりを集めたアルバムが2005年2月8日に発売予定で作業が進められていると伝えられている。

 

2004.12.6 「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」、英チャートにトップで登場

Source: BEATOPIA

 ポールも参加しているスーパー・グループ「バンド・エイド20」のチャリティ・シングル「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」が、12月5日に発表され全英シングル・チャートで、予想されていたとおり、トップに初登場した。このシングルはイギリスで11月29日に発売されて以来、驚異的に売り上げを伸ばしており、1週間の売り上げは約30万枚と報告され、すでに今年度もっともたくさん売れたシングルになっている。イギリスのトニー・ブレア首相もこのシングルを買ったという。
 シングルは日本では12月22日発売予定。

 

2004.12.6 史上最高の1043曲にビートルズが最多エントリー

Source: BEATOPIA

 ニューヨークのクラシック・ロック専門ラジオ局Q104.3が、名前にちなみ、史上最高のロック・ソング1043曲を選ぶ投票を行なった。ビートルズは1位は逃したものの、1043曲中70曲を占め、エントリー数で第1位となった。
 エントリーした70曲のビートルズ・ナンバーのうち5位の「ヘイ・ジュード」をはじめとする3曲は20位以内に入っているが、20位以内に3曲入っているのは、ビートルズのほかにはローリング・ストーンズだけだった。
 1043曲の頂点に立ったのは、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」。ツェッペリンは、1043曲中49曲をエントリーさせ、エントリー数でビートルズに次ぐ第2位となっている。
 元ビートルズのソロ作品まで含めるとエントリー数の合計は95曲になり、およそ11曲に1曲の割合でビートルズ関連の作品が登場したことになる。ポール・マッカートニーは100位の「メイビー・アイム・アメイズド」など7曲をランク・インさせている。
 1043位までの結果は同局のサイトで発表されている。

 

2004.11.23 ポール・マッカートニー、NFLのハーフタイムショー出演へ

Source: Reuter

 元ビートルズのポール・マッカートニーが、来年2月6日に開催される米ナショナルフットボールリーグ(NFL)の王座決定戦スーパーボウルのハーフタイムショーに出演することが明らかになった。
 今年のハーフタイムショーでは歌手ジャネット・ジャクソンの胸露出事件が起き、米連邦通信委員会(FCC)に多数の抗議が寄せられた。
 FCCは中継を担当したCBSに55万ドルの罰金支払いを命じたが、CBSは訴訟の構えを見せている。
 NFL広報担当は21日、ロイター通信に対し、フォックスが中継する予定の12分間のショーでは、前回のような不手際は起こり得ないとし、幅広い視聴者に受け入れられ、様々な年代層のファンの橋渡しとなるとの見方を示した。
 マッカートニーにとっては2002年に次いで2度目の出演となる。
 マッカートニーは「スーパーボウルでライブを頼まれるほど名誉なことはない。スタジアムの観客とテレビ視聴者数百万人を感動させたい」との声明を発表した。

 

2004.11.16 バンド・エイド20のレコーディングが行われる

(Source: BARKS)

 11月14日、バンド・エイド20のレコーディングが、ロンドンのエア・スタジオで行なわれた。BBCオンラインによると、この日スタジオに来ることのできなかった、ロビー・ウィリアムス、ダイド、レディオヘッドのトム・ヨーク、ダークネス、ディジー・ラスカル、ポール・マッカートニーらは、すでに別の場所でレコーディングを済ませたという。
 スタジオにはブラーのデーモン・アルバーンも姿を現したようだ。BBCによると、彼はレコーディングに参加しなかったものの、参加アーティストやスタッフにアフリカのケーキとお茶を振舞ったという。
 続々と参加アーティストに変動が起きているバンド・エイド20だが、現時点(11月14日午後)で、確認の取れているアーティストは以下の通り。

ポール・マッカートニー
クリス・マーティン(コールドプレイ)
トム・ヨーク(レディオヘッド)
ロビー・ウィリアムス
ダイド
ピーター・ガブリエル
ボノ(U2)ダニエル・べディングフィールド
ガブリエル
ザ・スリルズ
ウィル・ヤング
ケイティ・メルーア
バステッド
ジョス・ストーン
レマー
ジャメリア
キーン
べヴァリー・ナイト
ダークネス
ミズ・ダイナマイト
スノウ・パトロール
レイチェル・スティーブンス

 シングル「Do They Know It's Christmas?」は、11月29日発売予定。英国政府は、この売り上げに税金をつけないことを表明している。

 

2004.11.12 ポール、バンド・エイドIIIでボーカル参加を断られる

 

 元ビートルズのメンバー、ポール・マッカートニー卿(62)が、新たに結成されたチャリティー・バンド「バンド・エイド」のシングル・レコーディングで、ベース演奏のみならず、歌も歌うことに積極的な態度を示したものの、年齢を理由に歌声出演は断られる見込みであることが伝えられた。
 同卿は先週、最新版「バンド・エイド」の「Do They KnowIt's Christmas?」レコーディングで、ベースの演奏を依頼された際、「もし望まれるなら、そして機会があるのなら、いつでも歌うつもり」と、若手アーティストのみにすべてをまかせるつもりはないことを断言。
 しかし、今回の「バンド・エイド」のまとめ役である元ウルトラ・ボックスのミッジ・ユーア氏(51)は、マッカートニー卿に対して「そのような機会はないだろう。(今回のバージョンで歌を歌うには)年をとり過ぎている」と返答。マッカートニー卿はあくまで曲の最後から2番目の節を伴奏するだけで、レコーディング参加の際にはメンバーの若さに圧倒されるだろうと、バンド・メンバーの若さを強調。唯一の例外はU2のボーカル、ボノ(44)で、これは特定の節を歌える人間が他にみつからなかったためと説明している。
 飢餓で苦しむアフリカを救おうと、ボブ・ゲルドフの呼びかけで始まり、1984年にリリースされたこの曲は14日、北ロンドンのハムステッドにある録音スタジオで、ロビー・ウィリアムズやダイドー、ジャミリアなどの若手シンガーによる、新たなメンバーでレコーディングが予定されている。

 

2004.10.26 バンド・エイドIII、さらなる詳細発表

(Source: BARKS)

 間もなくレコーディングが行なわれるバンド・エイドIIIのさらなる詳細が明らかになった。XFMの情報によると、レコーディングは11月14日(日)、北ロンドン、ハムステッドにあるエア・スタジオで行なわれるという。
 当初、エグゼクティヴ・プロデューサーのミッジ・ユーロは、ビートルズで有名なアビーロード・スタジオを使用したいと話していたが、それは実現しなかったようだ。しかしエア・スタジオは、ビートルズのプロデューサーとして知られるジョージ・マーティンが設立したもの。教会だった建物を使用した美しいスタジオだ。
 曲のプロデュースは、レディオヘッドやベック、トラヴィスで有名なナイジェル・ゴドリッチが務める。バンド名は、バンド・エイド20。XFMオンラインによると現在のところ、クリス・マーティン(コールドプレイ)、ポール・マッカートニー、ロビー・ウィリアムス、ジャスティン・ホーキンス(ダークネス)、ダイド、フラン・ヒーリィ(トラヴィス)、ビヴァリー・ナイト、ジャメリア、シュガー・ベイブス、スカイ・エドワーズ(モチーバ)、ダニー・ゴフィー(スーパーグラス)らの参加が確定しているという。ポール・マッカートニーはベースで参加する予定。
 3度目のレコーディングとなる「Do They Know It's Christmas」は、11月29日にマーキュリー・レコーズから発売される。価格は3ポンド99ペンス(約800円)。売り上げはバンド・エイド・トラストを通じ、飢餓に苦しむスーダンの人々を救済するのに使われる。

 

2004.10.26 ポール、地雷撲滅のためにオンライン・チャットに登場予定

 

 ポールとポールの妻ヘザー・ミルズが運動を進めている地雷撲滅を目的とした団体「Adopt-A-Minefield」によるオンライン・チャットが、「地雷撲滅の日」としている11月4日に、ポールの公式ホームページで開催される予定である。質問は10月29日までに受け付け、11月4日のオンライン・チャットは、事前に受け付けた質問から選んで答える形式だ。

 

2004.10.26 ポール作曲のクラシック作品「Liverpool Oratorio」の初演を収めたDVDが発売

 

 ポールが作曲し、カール・デイビス指揮のもとで、1991年6月にリバプール大聖堂で演奏されたクラシック作品「Liverpool Oratorio」が、DVDになって発売される。発売はイギリスで11月1日、アメリカで11月16日、日本で10月27日の予定。
 DVD化にあたって、ボーナストラックとして「Ghosts of the Past」と題されたこの作品のメイキングを収めたドキュメンタリーや、ポールが歌う「In Liverpool」が収録されている。

 

2004.10.26 ポール、ニール・ヤングが主催するチャリティーコンサート「Bridge School Benefit」に出演

 

(10月23日)

(10月24日)

 ニール・ヤングが「Bridge School」の言語障害児や身体障害者のために主催するチャリティーコンサート「Bridge School Benefit」にポール・マッカートニーが出演した。このコンサートは、アメリカ・カリフォルニアのマウンテンビューで10月23日と24日の2日間にわたって開催され、ポールは両日とも出演。ニール・ヤングやトニー・ベネットと共演した。その他の出演アーティストとして、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ソニック・ユース、ベン・ハーパー、イノセント・クリミナルズ、ロス・ロンリー・ボーイズ、ティーガン&サラなどが伝えられている。
 ポールが演奏した曲は以下のとおり。

1. Drive My Car
2. Till There Was You
3. Inspite of All Danger
4. Michelle
5. Blackbird
6. Yesterday
7. Here Today
8. Only Love Can Break Your Heart (ニール・ヤングとデュエット)
9. Follow me
10. Get back
11. Let it Be
12. Lady Madonna
13. Hey Jude (出演者全員)
14. The Very Thought of You(トニー・ベネットと共演)

 

004.10.26 ポール、グラストンベリーについての質問に答える

(Source: BEATOPIA)

 6月26日のグラストンベリー・フェスティバル出演に関し、ポール・マッカートニーがファンから募集していた質問に、世界中からおよそ7万件の応募が寄せられた。そのなかから20件が選ばれ、ポールの答えが公式ウェブサイトなどに掲載されている。
 20問からなる一問一答は、10月18日に『NME』誌のウェブサイトでも報じられた。「もう一度やりなおせたらいいと思うコンサートは?」という質問にポールは「シェイ・スタジアム公演をきちんとした音響で」と答え、「究極のフェスティバルを開くときの理想のラインナップ」は「ビートルズ、ザ・フー、ローリング・ストーンズ、クイーン、グレイトフル・デッド、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス、レディオヘッド、セックス・ピストルズ」だと述べている。また「同じ日にピラミッド・ステージ(メイン・ステージ)に出演してほしかったアーティスト」は「ニール・ヤングとボブ・ディラン、故人ならジョン・レノンとジミ・ヘンドリックス」で、「グラストンベリーでの演奏は自身のベスト・ギグに数えられますか」との問いには「そのとおり」と答えている。

一問一答の原文(英語)は以下のとおり。

Thomas Cardwell of Northern Ireland asked which concert Sir Paul would like to go back in time to experience again.
Sir Paul's reply: "Shea Stadium, New York, with a good sound system."
Martin Berka of Finland asked if he worried about touring with priceless instruments like his Hofner bass.
Sir Paul's reply: "No, they are just instruments to me. Lovely as they are, they're there to be played."
Joe Norman of the U.K. asked who would be in Sir Paul's fantasy line-up at Glastonbury.
Sir Paul's reply: "Living・Neil Young and Bob Dylan. Deceased・John Lennon and Jimi Hendrix."
Clorinda of the USA asked Sir Paul how it felt to know that his music had strongly influenced the young bands at Glastonbury.
Sir Paul's reply: "Cool!"
Christine of the USA asked if there was anything he would have done differently at Glastonbury
Sir Paul's reply: "It seemed to have worked fine for me."
Paul Arvizu of the USA asked if Glastonbury inspired Sir Paul to write any new songs.
Sir Paul's reply: "Maybe a bit because I'm working on a new album now."
Laurence Guymer of the UK asked how the Glastonbury experience compared with Shea Stadium in 1965.
Sir Paul's reply: "The difference was you could hear us!"
Peter McPhillips of the UK asked if Glastonbury rates as Sir Paul's top gig ever.
Sir Paul's reply: "It does."
Gareth Morgan of the UK asked which 8 bands would comprise Sir Paul's ultimate Glastonbury lineup
Sir Paul's reply: "The Beatles, The Who, Rolling Stones, Queen, Grateful Dead, Jimi Hendrix Experience, Radiohead, and Sex Pistols (to name but a few)."
Jordan of the U.K asked if it was difficult for Sir Paul to select a limited number of songs to perform at Glastonbury?
Sir Paul's reply: "Yes".
Bill and Cher of the USA asked if Sir Paul gets a kick out of youngsters enjoying his classic tunes.
Sir Paul's reply: "Yes it's a great tribute and a buzz."
Tori of the USA asked what was this inspiration for his new song Follow Me.
Sir Paul's reply: "Love love love."
Jordan of the U.K asked if it is possible to rock in wellies.
Sir Paul's reply: "Definitely dryer."
Trenz of Germany asked if Sir Paul was nervous when he walked on stage at Glastonbury.
Sir Paul's reply: "No, there was not enough time to be nervous as we got there late."
Michael of the USA asked now long it took Sir Paul to prepare for the Glastonbury concert.
Sir Paul's reply: "All my life."
Ingrid Perez of the USA asked if playing festivals was as good as playing in his own concert appearances.
Sir Paul's reply: "It's different, a different kind of excitement."
Stephen from Ireland asked if he were asked to form a supergroup to play at Glastonbury again, who would he include.
Sir Paul's reply: "I'd choose a bench full of buskers from the street."
Stephen Jerkins of the USA asked if Glastonbury was reminiscent of his Wings era appearances.
Sir Paul's reply: "Not really, we didn't really do many festivals."
Nick Crewdson of the U.K had the winning question (personally selected by Sir Paul). He asked how he thought the Glastonbury appearance may have changed his image among the younger generation.
Sir Paul's reply: "Maybe many of them hadn't seen me play live before. I got a lot of good feedback from younger people after the gig. We had a ball."

 

2004.10.16 ポールとニール・ヤングがチャリティ・ガラで共演

(Source: BEATOPIA)

 10月15日、ポール・マッカートニーの妻ヘザーが進める対人地雷廃絶キャンペーンのチャリティ・イベント「アダプト・ア・マインフィールド・ベネフィット・ガラ」がロサンジェルスで開かれ、ポールとニール・ヤングが共演した。ふたりはこの夜のショーのクライマックスに登場し、まずヤングがアコースティック・セットで「優しきポカホンタス」「ハーヴェスト・ムーン」などを披露。そのあとポールがバンドをしたがえて13曲を演奏し、そのうち「オンリー・ラヴ」(ヤングの曲)とフィナーレの「ヘイ・ジュード」ではヤングも加わっての共演となった。 ポールのセット・リストとして伝えられているのは次のとおり。

1. Drive My Car
2. Till There Was You
3. In Spite Of All Danger
4. Blackbird
5. Here Today
6. Follow Me
7. Only Love Can Break Your Heart (ニール・ヤングとポールのデュエット)
8. Michelle
9. Yesterday
10. Get Back
11. Let It Be
12. Lady Madonna
13. Hey Jude (ニールヤングと共演)

ポールの娘、メアリーとステラも参加したとのこと。

 

2004.10.12 ポール、対人地雷廃絶キャンペーンのオークションに協力

(Source: BEATOPIA)

 ポール・マッカートニーの妻ヘザーが進める対人地雷廃絶キャンペーン「アダプト・ア・マインフィールド」を支援するためのチャリティ・オークションに、ポールのサイン入りギターが出品されている。これはポールが1965年ごろから愛用し、「イエスタデイ」を作曲したときにも使ったとされるアコースティック・ギター、エピフォン・テキサンのレプリカ。ギブソン社が40本限定で製作したなかから、限定番号1番のものがインターネット・オークションにかけられ、2番は10月15日にロサンジェルスで開かれるアダプト・ア・マインフィールド・ベネフィット・ガラの席上でオークションされる。インターネット・オークションは10月6日から始まり、14日午後2時(アメリカ東部時間)にクローズされる。
 インターネットにはほかにも、リンゴ・スターのサイン入りドラム・スキンなど、友人たちの協力を得て集められたアイテムが多数出品されています。

 

2004.10.5 シュワ知事、フォアグラを禁止=マッカートニーさんらが嘆願−米加州

(Source: 時事通信)

 米カリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事は30日までに、フランス料理で高級食材として珍重されるフォアグラの禁止法案に署名した。2012年以降、同州内では、特殊な飼育法でガチョウやカモの肝臓を肥大化させたフォアグラの生産・販売はできなくなる。
 動物愛護団体は「チューブを使って飼料を強制的に食べさせる飼育法は残酷だ」と主張。肝臓は通常の10倍程度に肥大化するという。元ビートルズのポール・マッカートニーさんやアカデミー賞受賞女優のキム・ベイシンガーさんら著名人も同調し、同知事に法案署名を嘆願していた。 

 

2004.9.29 ポール制作のアニメーション作品のプレミア上映会

 

 ポール・マッカートニーの製作によるアニメーション映画「Tropical Island Hum」「Rupert And The Frog Song」「Tuesday」の3作品を納めたDVDがイギリスで9月27日に発売される予定だが、この映画のプレミア上映会がロンドン南部のClapham Picture Houseで、10月3日に予定されている。
 また、DVDの発売に先立って発売されたシングル「Tropic Island Hum / We All Stand Together」は、BBCラジオのヒットチャートで、初登場21位を記録している。

 

2004.9.29 ポール、スーチーさん支援チャリティ・アルバムに協力

(Source: BEATOPIA)

十数年にわたって自宅軟禁状態が続いているミャンマーの民主化運動指導者、アウン・サン・スーチーさんを支援するためのチャリティ・アルバム『FOR THE LADY : DEDICATED TO FREEING AUNG SAN SUU KYI AND THE COURAGEOUS PEOPLE OF BURMA』が、10月26日にアメリカでリリースされる。アルバムは2枚組27曲入りで、エリック・クラプトン、スティング、U2、コールドプレイ、トラヴィス、アヴリル・ラヴィーンなどがヒット曲を、ポール・マッカートニー、R.E.M.、パール・ジャムなどがライブ音源を提供している。ポールが提供したのは「フリーダム」のライブ。

 

2004.9.24 ポール、Steve Wright Showに出演
 
20日の午後に、英国放送BBCのラジオ番組「Steve Wright Show」にポールがゲストとして出演し、司会者とのトークを行った。 ポールはこのインタビューでも、来年にアメリカを中心とするツアーを行う予定であることを明言している。 インタビューはこちらから聴けます。 

 

2004.9.23 ポール、『Barretstown』10周年記念パーティーに飛び入り参加し演奏
 
9月4日にアイルランドの慈善団体「Barretstown」の10周年記念パーティーに出演した「The Edge」の演奏に、ポール・マッカートニーとU2のメンバーが参加し「Peggy Sue」を演奏した。

 

2004.9.23

『ポール・マッカートニー・イン・レッド・スクエア』がエミー賞受賞

(Source: BEATOPIA)

9月19日、ロサンジェルスにおいて第56回のエミー賞の発表が行なわれ、5部門でノミネートされていた『ポール・マッカートニー・イン・レッド・スクエア』が「マルチカメラ編集賞(ミニシリーズ、映画、特別番組)」を受賞した。これは2003年5月24日、モスクワの赤の広場に10万人を集めたポール初のロシア公演のもようを中心とした2時間のドキュメンタリー番組。日本でもNHKテレビで放送された。

 

2004.9.23 ジェフ・ベイカー、ポールの広報担当を辞職
(Source: BEATOPIA)
ポール・マッカートニーの広報担当を10年以上にわたってつとめたジェフ・ベイカーが、ポールのもとを正式に離れたことが明らかになった。9月15日にBBCが報じたところによると、ポール自身がこの事実を認めるコメントを出しており、辞職に至った理由は「ここ最近の仕事がプロフェッショナルな水準に達していないと判断されたため」であるとしている。

 

2004.9.17 「アップル」商標争いが和解へ

(Source: 読売新聞)

 米芸能誌バラエティーによると、「アップル」の商標をめぐる訴訟で、ビートルズが設立した英レコード会社アップルに対し、米パソコン大手アップルコンピュータが巨額の和解金を支払う見通しとなった。
 和解内容によっては英アップル社がアップルコンピュータの大株主となり、ポール・マッカートニーが役員に就任する可能性もあるという。
 「アップル」の商標をめぐっては1991年、アップルコンピュータが音楽媒体に商標を使わないという和解が成立、和解金として英アップル社側に約2650万ドル(約29億円)を支払った。ところがアップルコンピュータが昨年、音楽配信事業に進出したことから、英アップル社が英国の裁判所に提訴していた。
 同誌によると、このほど両社の間で金銭的解決に向けて歩み寄りがあったという。訴訟関係者は同誌に対し「和解金は史上最高額になるかもしれない」と話している。
 アップルコンピュータの創業者、スティーブ・ジョブズ氏はビートルズのファンで、このことが両社の商標が似る一因になったという。

 

2004.9.9 ポール、ロシア・ベスランに寄付
 
ロシア南部の北オセチア共和国ベスランで起きた学校占拠事件で、ポール・マッカートニーやデビッド・ベッカムらが何千ポンドもの寄付を行った。イギリスの大衆紙「サン」が報じたところによると、イギリスの有名人・著名人から寄付が寄せられ、寄付額は約13万ポンドにもなったという。

 

2004.9.9 ポール、「Bridge School Benefit」に出演予定
 

 10月23日、24日に米カリフォルニア、サンフランシスコのShoreline Amphitheatreで開催される予定の「Bridge School Benefit」にポール・マッカートニーが出演する予定であることが明らかになった。
 他に予定されている出演者は、the Red Hot Chili Peppers、Tony Bennett、Sonic Youth、Ben Harper、the Innocent Criminals、Los Lonely Boys、Tegan & Sara。
 このコンサートは、通常アコースティック・セットで行うため、ポールもアコースティックで演奏することが期待される。

http://www.bridgeschool.org/events.html

 

2004.9.9 DVD「Live Aid」、日本盤11月10日発売
 

 ポール・マッカートニーも参加した85年7月13日にロンドン・ウェンブリー・アリーナとフィラデルフィアJFKスタジアムの2箇所で行われた世界的な規模のコンサート「Live Aid」を収録した4枚組DVDが11月10日に発売される。また、DVDに収録される内容も決定した。
 「Live Aid」は、ロンドン・ウェンブリー・アリーナで開幕、追ってフィラデルフィアJFKスタジアムのステージもスタートした。両会場は衛星中継でリンクされており、英国側と米国側でやりとりをしながらステージは進行する。
 本作には約8時間、ほぼ100曲にも及ぶ両会場でのパフォーマンスのほか、オーストラリアからのイン・エクセスなど2会場以外から中継されたパフォーマンス、ボブ・ゲルドフの活動を中心に追ったドキュメンタリー映像、“ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?”と“ウィ・アー・ザ・ワールド”のヴィデオ・クリップなども併せて収録。収録内容は以下のとおり。

[ DISC 1 ]
1. BBC News report including Michael Buerk’s report from Ethiopia
2. Band Aid ‘Do They Know It’s Christmas?’ (video)
3. USA for Africa ‘We Are The World’ (video)
4. Status Quo ‘Rockin’ All Over the World’, ‘Caroline’
5. Style Council ‘Internationalists’, ‘Walls Come Tumbling Down’
6. Boomtown Rats ‘I Don’t Like Mondays’, ‘Drag Me Down’
7. Adam Ant ‘Vive Le Rock’
8. Ultravox ‘Dancing With Tears In My Eyes’, ‘Vienna’
9. Spandau Ballet ‘Only When you Leave’, ‘True’
10. Elvis Costello ‘All You Need Is Love’
11. Nik Kershaw ‘Wouldn’t It Be Good’
12. Sade ‘Your Love Is King’
13. Sting ‘Roxanne’
14. Phil Collins ‘Against All Odds’
15. Sting & Phil Collins ‘Every Breath You Take’
16. Howard Jones ‘Hide and Seek’
17. Bryan Ferry ‘Slave to Love’, ‘Jealous Guy’
18. Paul Young ‘Do They Know It’s Christmas?’ (acappella version), ‘Come Back and Stay’
19. Paul Young & Alison Moyet ‘That’s the Way Love Is’
20. Paul Young ‘Every Time You Go Away’
21. Bryan Adams ‘Kids Wanna Rock’, ‘Summer of 69’
22. U2 ‘Sunday Bloody Sunday’, ‘Bad’

[ DISC 2 ]
1. Beach Boys ‘Wouldn’t It Be Nice’, ‘Good Vibrations’, ‘Surfin’ USA’
2. Dire Straits & Sting ‘Money For Nothing’
3. Dire Straits ‘Sultans of Swing’
4. George Thorogood & The Destroyers ‘Madison Blues’
5. Queen ‘Bohemian Rhapsody’, ‘Radio Gaga’, ‘Hammer To Fall’, ‘Crazy Little Thing Called Love’, ‘We Will Rock You’, ‘We Are The Champions’
6. Simple Minds ‘Ghost Dancing’, ‘Don’t You Forget About Me’
7. David Bowie ‘TVC15’, ‘Rebel Rebel’, ‘Modern Love’, ‘Heroes’
8. CBC Footage (video) ‘Drive’ by the Cars
9. Joan Baez ‘Amazing Grace’
10. Pretenders ‘Stop Your Sobbing’, ‘Chain Gang’, ‘Middle Of The Road’
11. The Who ‘Love Reign O’er Me’, ‘Won’t Get Fooled Again’
12. Kenny Loggins ‘Footloose’
13. Elton John ‘Bennie & The Jets’, ‘Rocket Man’
14. Elton John & Kiki Dee ‘Don’t Go Breaking My Heart’
15. Elton John & George Michael ‘Don’t Let The Sun Go Down On Me’

[ DISC 3 ]
1. Madonna ‘Holiday’, ‘Let's Into The Groove’
2. Freddie Mercury & Brian May ‘Is This The World We Created?’
3. Paul McCartney ‘Let It Be’
4. Band Aid UK Finale ‘Do They Know It’s Christmas?’

5. Tom Petty & The Heartbreakers ‘American Girl’, ‘Refugee’
6. Black Sabbath feat. Ozzy Osbourne ‘Paranoid’
7. REO Speedwagon ‘Can’t Fight This Feeling’, ‘Roll With The Changes’
8. Crosby Stills and Nash ‘Teach Your Children’,
9. Judas Priest ‘Living After Midnight’, ‘Green Manalishi’
10. The Cars ‘Just What I Needed’, ‘Heartbreak City’
11. Neil Young ‘The Needle &The Damage Done’, ‘Nothing is Perfect (in God’s Perfect Plan)’
12. Thompson Twins, Steve Stevens, Nile Rodgers and Madonna ‘Revolution’
13. Eric Clapton ‘White Room’, ‘She’s Waiting’, ‘Layla’
14. Phil Collins (in Philadelphia) ‘In The Air Tonight’
15. Duran Duran ‘Union Of The Snake’, ‘Save A Prayer’, ‘The Reflex’
16. Patti Labelle ‘Imagine’, ‘Forever Young’

[ DISC 4 ]
1. Hall &Oates ‘Maneater’
2. Hall &Oates with Eddie Kendricks ‘Get Ready (Cos Here I Come)’
3. Hall &Oates with Eddie Kendricks & David Ruffin ‘Ain’t Too Proud To Beg’, ‘My Girl’
4. Mick Jagger ‘Just Another Night’, ‘Miss You’
5. Mick Jagger and Tina Turner ‘State Of Shock’, ‘It’s Only Rock ‘n’ Roll’
6. Bob Dylan, Keith Richards, Ron Wood ‘Blowin’ In The Wind’
7. USA For Africa Finale ‘We Are The World’

[ Extras ]
1. INXS ? from Australia ‘What You Need’, ‘Don’t Change’
2. B.B. King from North Sea Jazz Festival ‘Why I Sing The Blues’, ‘Don’t Answer The Door’, ‘Rock Me Baby’
3. Ashford & Simpson with Teddy Pendergrass ‘Reach Out And Touch’
4. Cliff Richard from London ‘A World Of Difference’
5. Bowie & Jagger ‘Dancing In The Street’ (video)
6. Documentary: ‘Food and Trucks and Rock ‘n’ Roll’

 

2004.9.6 ポールのインタビューCD、DVDが発売予定
 

 ブリュッセルのラジオ局Flemish Public Radioとテレビ局で放送された1989年、1993年、2003年のインタビューを収録したCDとDVDが発売される予定である。発売日は未定。内容は以下のとおり。

DVD

・TV News Interview by Andr・Vermeulen (11:48) 
・Kom Op Tegen Kanker with Johan Ral (02:25) 
・Paul McCartney in conversation with Johan Ral on Here, There And Everywhere (01:16) 
・Extra: Arrival at the Countdown studio, Paul chatting with Dutch fans and entering the studio (01:07) 
・The story behind this DVD 
・Biographies of the interviewers

Double-sided DVD: PAL + NTSC ALL REGIONS Language: English Duration: approx. 17 minutes Colour Picture format: 4:3 Disc format: DVD-10

The Radio Interviews

1 Johan Ral for Studio Brussel (33:19) 
・17 October 1993, Flanders Expo, Ghent, between the sound check and the New World Tour concert.
・Edited version broadcast on 5 November 1993 on the occasion of the launch of Paul Is Live 2 Evert Venema for Radio Donna (09:16) 
・1 April 2003, Telephone Interview, before the first Antwerp concert of the Back In The World Tour
・Edited version broadcast on the same day 3 Jan Leyers for Radio 2 (14:21) 
・2 April 2003, Sportpaleis, Antwerp, between the sound check and the second Antwerp concert of the Back In The World Tour 
・Edited version broadcast on 3 April on Radio 2 (and also on 6 April in Classic Rock on Classic 21)

Total Time: approx. 57 minutes

 

 

2004.9.6 ポールがグラストンベリー出演に関する質問を募集

(Source: BEATOPIA)

6月26日にグラストンベリー・フェスティバルへの初出演を果たしたポール・マッカートニーが、公式ウェブサイトやイギリスの音楽誌を通じて、グラストンベリー出演に関するファンからの質問を募集している。寄せられたなかから選ばれた20の質問にポールが答えるほか、もっともおもしろかった質問をポールみすがら選ぶことになっている。

 

2004.9.4 ポール、白血病の少女を支援
(Source: BEATOPIA)

白血病と闘うスコットランド在住の3歳の少女のために、ポール・マッカートニーが5000ポンドを支援した。 8月26日にスコットランドの新聞『デイリー・レコード』が報じたところによると、ポールはこの少女にアメリカで骨髄移植を受けさせるための募金運動が行なわれていることを知り、即座に寄付を送ったという。

 

2004.8.23 ポールの「トロピック・アイランド・ハム」がシングル・リリースへ
(Source: BEATOPIA)

ポール・マッカートニーの製作によるアニメーション映画「Tropical Island Hum」「Rupert And The Frog Song」「Tuesday」の3作品を収めたDVDが、9月27日にイギリスでリリースされることになった。これにあわせてイギリスでは、ポールが映画用に作曲した「Tropical Island Hum」が「We All Stand Together」とのカップリングでシングル・リリースされる。発売は9月20日の予定。

 

2004.8.12 チャリティ・アルバム『ヘルプ』のダウンロード販売を開始
(Source: BEATOPIA)

 ポール・マッカートニーも参加した1995年のチャリティ・アルバム『ヘルプ』が、専用サイトからの有料ダウンロードという形で発売されることになった。 『ヘルプ』は戦争の犠牲になったボスニアの子どもたちを救うため、チャリティ団体ウォー・チャイルドによって制作されたアルバム。チャリティ・ダウンロード・サイト「warchildmusic.com」からのリリース第1弾として、8月9日に有料ダウンロードが開始された。ポールはポール・ウェラー、ノエル・ギャラガーとともに「スモーキン・モジョ・フィルターズ」の名前で「カム・トゥゲザー」を演奏している。

 

2004.8.6 ポール、LIVE AID出演時の「Let It Be」を再録
 

 今年末に発売が予定されている1985年のチャリティーイベント「Live Aid」のDVDのために、ポールは「Let It Be」のボーカルを録音し直しているようだ。
 ポールは「Live Aid」にイギリス側のトリとして登場、自身の弾き語りで「Let It Be」を披露したあと、フィナーレの「Do They Know It's Christmas?」にも参加した。「Let It Be」ではマイクトラブルのため、最初のボーカル・マイクが機能せず、ポールの歌声が録音されなかった。今回再録したのは、この録音されなかったボーカルの部分であるとのこと。

 

2004.7.31 ポール、LIPA卒業式でバングルズのメンバーに学位授与
 

7月30日のLIPA(The Liverpool Institute of Performing Arts)の卒業式に、ポール・マッカートニーが出席した。ポールは毎年、LIPA卒業生の総代に学位を授与しているが、今年は、80年代に活躍したグループ、バングルズに贈られたとのこと。

 

2004.7.22 今年のAdopt-A-Minefield コンサート、ニール・ヤングと競演予定
 

ポールの妻ヘザー・ミルズが進めている対人地雷廃絶キャンペーンの支援とPRを目的としたイベント「Adopt-A-Minefield benefit」は、今年は10月15日にロサンゼルスのセンチュリー・プラザ・ホテルで開催される予定であり、ポールはニール・ヤングと競演する予定である。

 

2004.7.19 『ポール・マッカートニー・イン・レッド・スクエア』がエミー賞5部門にノミネート
(Source: BEATOPIA)

 「テレビ界のアカデミー賞」とも言われる第56回エミー賞の候補が7月15日に発表され、ポール・マッカートニーのモスクワ公演をドキュメントした『ポール・マッカートニー・イン・レッド・スクエア』が5部門にノミネートされた。
 これは2003年5月24日、モスクワの赤の広場に10万人を集めて行なわれたポール初のロシア公演のもようを中心とした2時間のドキュメンタリー番組で、同年9月18日にアメリカのテレビで初放送されたもの。ノミネートされたのは「マルチカメラ編集賞(ミニシリーズ、映画、特別番組)」「バラエティ・音楽・コメディ特別番組賞」など5部門。発表と授賞式は9月19日、ロサンジェルスのシュライン・オーディトリアムで行なわれる。

 

2004.7.19 「ライブ・エイド」のDVDが2004年秋リリースへ
(Source: BEATOPIA)

 ポール・マッカートニーも出演した1985年のチャリティ・コンサート「ライブ・エイド」のもようがDVD化され、2004年秋にリリースされることになった。
 7月15日に『ビルボード』誌のウェブサイトが報じたところによると、ワーナー・ビジョン・インターナショナルが「ライブ・エイド」のDVD化の権利を獲得し、アメリカでは11月10日に4枚組としてリリースが予定されているということだ。
 「ライブ・エイド」はエチオピアの飢餓救済のためにボブ・ゲルドフが提唱したチャリティ・コンサートで、1985年7月13日にイギリスのウェンブリー・スタジアムとアメリカのJFKスタジアムで同時に開催された。ポールはイギリス側のトリとして「レット・イット・ビー」を歌い、ほかにミック・ジャガー、ボブ・ディラン、クイーン、エリック・クラプトン、エルトン・ジョン、ザ・フー、レッド・ツェッペリン、スティーヴィー・ワンダー、デヴィッド・ボウイ、ビリー・ジョエル、マドンナ、U2などが出演した。

 

2004.7.17 “環境に優しい”マッカートニーが求めるもの

(Source: BARKS)

 “エコ・フレンドリー(環境に優しい)”で有名なポール・マッカートニー。最近、彼が行なったヨーロッパ・ツアーでは、いささか行きすぎなリクエストも多かったようだ。『Daily Mirro』紙によると、マッカートニーはホテルの部屋にユリが活けられているのを見て“驚愕”。彼は、ユリは酸素を消費しすぎだと考えたという。
 マッカートニーが今回のツアーで、周りを驚かせたのはこの出来事だけではない。関係者の1人はこう話している。「ポールが、肉を禁止しているのは有名だ。でも、それだけじゃないんだ。彼は花が好きなんだけど、花ならなんでもいいってわけじゃない。彼は木の幹が好きじゃないから、室内に植木は禁物なんだよ」
 また、家具についても一言あるようだ。「彼の立ち寄る部屋全てに宴会用のテーブルを用意するようリクエストされてる。でもテーブルは、リサイクル可能な木材じゃなきゃいけないんだ。ガラスを使っていたりカラー塗料されたものは厳禁。環境に良くないからね」
 リサイクルにうるさいマッカートニーは、スタッフの出すゴミまでチェックしているそうだ。「ゴミは定期的に監視されてる。もし、ポールにリサイクル可能なものが捨てられているのを発見されたら、スタッフは罰金を払わなきゃいけないんだよ」
 ベジタリアンのポールは当然のこと、皮製品がお嫌い。リムジンのシート・カバーも彼が乗り込むときは変更しなくてはならなかったという。

 

2004.7.8 映画「A Hard Day's Night」40周年記念上映会
 

 ロンドンのゴールデン・スクエアにあるソニー・シアターで、1964年のビートルズ主演映画「A Hard Day's Night」のプライベート上映会が開催され、ポール・マッカートニーを含む、映画製作者、スタッフ等が参加した。
 ポール自身は、この映画を制作された年の1964年以来見ていなかったというが、映画を見たことのないポールの妻、ヘザーと共に映画を鑑賞して、ジョンやジョージを感慨深げに見ていたようだ。TVディレクター役のVictor Spinettiや、映画の中でリンゴの相手をしていた子供役のDavid Jansonも上映会に姿を現していたという。