ポール・マッカートニー
マイケル・ジャクソンは85年、ビートルズの楽曲の版権を管理する音楽出版社ATVを購入。その後、ポール側が版権の買い戻しを求めたところマイケルがこれを拒否したともいわれているが、マイケルの遺書にはこの版権をポールに譲る旨が書かれているだろうとみられていた。しかしマイケルの遺言には、ポールに関することはいっさいなし。ポールはこれに落胆した、と噂されていたが、7月7日にポールがオフィシャル・サイトでアップしたメッセージによると、「ガッカリなんかしていない」そうだ。
ポールはこう書いている。「つい先日メディアは、マイケル・ジャクソンが遺言で、僕にビートルズの版権を譲るだろうと報じていた。でも僕はそんなこと、まったく信じていなかったよ。それで今は、彼が版権を譲らなかったために僕がショックを受けているといわれている。これは事実無根だ。最初の報道も僕がショックを受けているという報道も、まったく間違っている。みんな、信じないでくれよ」とのこと。
続けてポールは「マイケルと僕は実際、長い間疎遠にはなっていたけど、仲違いしていたわけじゃない。僕には、彼と過ごした時間がいい思い出として残っているよ。こういう時、マスコミは話をでっちあげてしまうから、記録を正す必要性があると思うね」と綴っている。またマイケルについては「とてもやさしい心をもった、才能あふれる青年だった」という。なおポール・マッカートニーとマイケル・ジャクソンは、82年に「ガール・イズ・マイン」、83年に「セイ・セイ・セイ」と、2枚のコラボ・シングルをリリースしている。
Source: MySpaceニュース