2007年のアルバム『Memory Almost Full』と今年発売されたMaxiシングル『Amoeba's Secret』が、SHM-CDになって発売されます。ポールのアルバムでは、初めてのSHM-CDフォーマットでの販売です。
アーティスト: Paul McCartney
タイトル: Memory Almost Full: 追憶の彼方に
カタログ No: UCCO9156/4988005576316
フォーマット: SHM-CD
発売日: 2009年09月09日
税込価格: ¥2,800
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?site=mailmagart&sku=3635860
アーティスト: Paul McCartney
タイトル: Amoeba's Secret
カタログ No: UCCO9157/4988005576323
フォーマット: SHM-CD
発売日: 2009年09月09日
税込価格: ¥1,800
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?site=mailmagart&sku=3635861
SHM-CDとは? (Wikipediaより)
スーパー・ハイ・マテリアルCD(Super High Material CD, 通称・略称:SHM-CD)は、ユニバーサルミュージックの新倉紀久雄が提案し、日本ビクターと共同開発した音楽CDの名称。2008年に製品化された。
規格的には従来の音楽CDと変わらない。そのため、いままでのCDプレーヤーで再生することができる。
特徴は記録面に、従来よりも透明度の高い液晶パネル用ポリカーボネート樹脂を素材として使っている点で、これによりCD信号をより忠実にピックアップで読みとれるようになったため高音質になったとされる。
音質向上の点について、CDプレーヤーは信号読み取りの過程で、レンズ部であるピックアップがディスク面の追随のために激しく電気的に制御される。そのため、それらをドライブする電流変動が大きく発生している。この結果DA変換後の音声(アナログ)信号を扱うアナログ回路へのノイズとなって音質に悪影響を与えると言われている。読み取り精度を上げることでこれを減少させる目的である。
エラー訂正付きのデジタル信号で記録されている音楽CDに訂正精度上、変化があるのかについては懐疑的な声も多い。その根拠としてSHM-CDと通常CDを同梱したサンプラー盤をパソコンなどに取り込んで比較検証(ビット・コンペア)してもデータ上は同一となることが挙げられる。ただしこの実験ではDA変換後の音声(アナログ)信号を比較しているわけではないため、CDプレーヤーで再生した場合の音質評価とは別である。
懐疑的な声がある一方で、ポリカーボネート樹脂よりさらに透明度の高いガラスを使用したガラスCDが製作・販売されていること、他のレコード会社がSHM-CDに似たCDを製造販売していることなどから、SHM-CDの実際の音質改善を期待する層も存在する。著しく読み取り精度の悪いCDプレイヤーでは、SHM-CDによる読み取りエラーの低減と低エラー訂正によるCDプレイヤーへの低負荷を期待できるあるという意見も有る。