ザ・ビートルズ解散後、関係に亀裂が生じていたともいわれるポール・マッカートニーと故ジョン・レノンだが、ポール・マッカートニーは最新のインタヴューで2人の絆は世間が考えているより固く、ライバル心などなかったと話した。
『Radio Times』誌のインタヴューで、ザ・ビートルズが1970年に解散した際、ジョン・レノンが2人の不仲を推測させるコメントをしたことについて問われたポール・マッカートニーはこう答えた。「彼、ドラッグやってただろ? これが歴史やジャーナリズムでトラブルを引き起こした。ジョンはどうしようもないことをたくさん話してた。後で、そういう意味じゃなかったって言ってたよ。ナンセンスだ。」
「彼は心の優しい奴だったんだ。それに僕たちには似ている部分が多かった。僕に対してどんな悪いことを言おうが、彼はいつも鼻の先までメガネをずらして"アイ・ラブ・ユー"って言ったもんだ。これが、僕の中に残ってるものなんだ。僕はそれを信じている。後は見せかけでしかない。」
ポール・マッカートニーは、ジョン・レノンはマスコミが思っているような人物ではなかったとも続けている。「ジョンのイメージは傷ついてる。彼はみんなが思ってるような気難しい、クレイジーな奴じゃなかったからね。」
ザ・ビートルズ関連ニュースとして、現在、彼らの故郷リバプールでは毎年恒例のザ・ビートルズ・ウィークが開催されている。水曜日(8月26日)一週間に渡り、トリビュート・バンドの演奏やコンベンション、オークションなどが開かれる。
Source: barks