ビートルズのリマスター盤がちょうど9日発売だし、iTunesの新たなプロジェクトCocktailの発表でも盛り上がってるし...。
Appleが何か発表する時に毎回でてくる噂、「ビートルズの楽曲がiTunesで発売されるらしい...」の真相が明らかに!
EMIのグローバルカタログチーフのErnesto SchmittさんがFInancial Timesによせたコメントによると、ビートルズのiTunesデビューは今回もないそうです。
Ernestoさん曰く
「AppleとEMIは話し合いを続行中です。いつか彼らの楽曲をデジタルでお届けできる日を心待ちにしています。でも、その日は明日(9/9)ではないんです。」
今回はかなり期待度が大きかったのですが、やはりただの噂でした。
ビートルズはオールドスクールな道をまだもう少し行くようですね。
それはSteve Jobsが待ちに待ったニュースだった。かれの大好きな、そして史上最高のバンドが、ついに彼の店からも買えるようになるのだ。ところがどうやら彼は、鳶に油揚げをさらわれてしまったようだ。2時間前にSky Newsは、あのすばらしき四人組(Fab Four)がついにiTunesにやってくると報じた。ニュースソースはJohn Lennonの未亡人Yoko Onoとされていた。記事の書き出しはこうなっていた:
"ビートルズの過去のすべての曲がiTunesで買えるようになる、Yoko OnoがSky Newsにそう語った。"
でもこの記事が出てほとんどすぐにSky Newsはそれを取り下げて、そのあとにはブランクページだけが残った〔現在は通常のエラーページへリダイレクト〕。Google Newsにはしばらくキャッシュがあったが、それも記録的なほどの短時間で消えたようだ。9to5macがSky Newsに説明を求めると、何もコメントできないという答えが返ってきた。
現時点では2つの可能性がある: Skyが大誤報をやらかしたか、またはAppleがもみ消しを図ったかだ。たぶん、後者だろう。でも、だからといって、明日になればiTunesにビートルズが登場するとはかぎらない(Skyの記事は発売日を明記していなかった)。というか、Financial Timesの今日(米国時間9/8)の記事は、EMIの国際営業担当社長Ernesto Schmittの言葉を引用して、9月9日はないと明言している: "AppleとEMIの話し合いは続いており、近いうちにデジタル形式での提供が可能になると思う。しかしそれは、明日ではない"。
Financial Timesの記事はさらに、Paul McCartney、Ringo Starr、Yoko Ono、Olivia Harrisonの4名はiTunesでの発売を望んでいるが、海賊行為を恐れるEMIが反対していると述べている(McCartneyによれば、EMIは、曲がWeb上に流れた場合にはそれが同社の責任になることを懸念している)。もちろん、現時点では、ビートルズの曲をオンラインで入手するための唯一の方法が、海賊行為を利用することだ。
Source: gizmodo, techcrunch