ビートルズのハンブルグ時代を描いた1994年の伝記映画「バックビート」が舞台化されることがあきらかになった。
イギリスの大手音楽メディア〈NME.com〉によると、この舞台の監督を務めるのは、映画と同じくイアン・ソフトリー。脚本は舞台用に変更されるため、イアンとスティーヴン・ジェフリーズの共作となっている模様だ。
「バックビート」は、1962年に21歳の若さで他界したビートルズのオリジナル・ベーシストであり、画家としても才能を発揮したスチュアート・サトクリフにスポットを当てた物語。ジョン・レノンや、スチュアートの恋人だったドイツ人写真家のアストリット・キルヒヘアとの関係が描かれている。今回の舞台化に当たり、監督のイアンは以下のように語っている。
「映画を作っている時から、〈バックビート〉をどんな風に舞台化するかも考えていたんだ。スチュアートのドラマティックな絵とアストリットの見事な写真を物語に織り込んで、素晴らしい生演奏といっしょに届けられたらってね。本当に嬉しいよ。何年も経って、ついに〈バックビート〉を舞台化できるんだからね。しかも、スチュアートが生まれたスコットランドで初公演が行われるんだから」。
「バックビート」の舞台は、来年2月9日から3月6日にかけて、グラスゴーのシチズンズ・シアターで上演される予定。
Source: bounce