ビートルズの元メンバー、ポール・マッカートニーさん(67)が、名声と私生活とのバランスを保つため、サインを求められても場合によっては断わったり、DIYチェーン店「B&Q」に出掛けたりしていることなどを明らかにした。
国営放送BBCのラジオ局「Radio 4」の朝の看板番組「Today」に出演したマッカートニーさんは「私は若い頃必死に有名になろうとしてきたのだから、今になって『こんなはずじゃなかった』と嘆くのは間違っている。だから、自分でルールをもうけることにした。レストランでサインを求められたら『申し訳ないけれど、食事中はお断りしている』と答える。ファンと握手もするし会話もするけれど、相手が周りの注目を集めるような行動をとった場合は『NO』と言うことにしている。 それで99.9%の人は納得してくれる」と語ったという。
また買い物中に声をかけられた際は「済まないけれど買い物中なんだ。3インチの釘を探さなくてはいけないんだが、立ち話をしていると見つけられないのでね」と答える、とコメント。
本当に釘を買いにいくことがあるのかという司会者の問いに対し「『B&Q』で買い物する。誰も私がそういったことをするとは考えていないから可笑しいね」と答えたという。
Source: UK Today