【新譜情報】ビートルズ好きの、ビートルズ好きによる、ビートルズ好きのための『Recipe Of BEETLES -カブトムシのレシピ-』

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2009年9月9日、初のデジタル・リマスター作品が全世界同時リリースされるなど、にわかに盛り上がりを見せるザ・ビートルズ。そんな彼らの楽曲をカヴァーした、Mammytoneの作品『Recipe Of BEETLES -カブトムシのレシピ-』が8月5日に発売される。

◆『Recipe Of BEETLES -カブトムシのレシピ-』収録曲全曲試聴

サウンドプロデュースを手がけたのは、2005年に活動休止したCOOL DRIVE(ex.cool drive makers)のNEMO。中学の頃からビートルズにハマったという彼が、ファンキー・ジャズテイストを散りばめながら愛情を持ってカヴァーした。全11曲の中には、「Day Tripper」といった誰もが耳にしたことがある人気曲がある一方で、「Revolution」(シングル「Hey Jude」のB面)や「Eleanor Rigby」(シングル「Yellow Submarine」のB面)、「She's a woman」(シングル「I Feel Fine」のB面)といった、ちょっとビートルズをかじった人ならグッとくる曲もセレクトされており、コアなファンはもちろん、何となくビートルズの曲は知っているという人にもピッタリ。ちなみにアルバムのリード曲は1966年リリースのアルバム『Revolver』に収録された、ポール・マッカートニーの隠れた名曲「For no one」。本アルバムでヴォーカルをとっているTAMMYの、明るい中に少しのアンニュイさを含ませる歌声が、ポールのそれとはまた違った魅力を放っている。

カヴァー作品というのは、オリジナルを聴いてきたリスナーにとって、新しい形や新しい音で楽しませてくれる。一方で、特にオリジナル作品への思い入れが強いファンの中には、その新しいアレンジが施されたカヴァーをすんなりと受け入れられないという人もいる。今回の『Recipe Of BEETLES -カブトムシのレシピ-』は、ビートルズの曲を新たなアレンジで彩りながらも、ファンが重視するポイントのひとつであろうポールのベースラインには忠実。またファンが嫌悪する、目(耳)新しさだけに走ったような"裏切り"は皆無。NEMOが筋金入りのビートルズファンで、ビートルズ楽曲への敬意と愛情を持って取り組んだ作品だからこそなし得ることのできたカヴァーアルバムになっている。

ザ・ビートルズを愛するファンにこそ、ぜひ一度聴いてもらいたい一枚だ。

◆Mammytone オフィシャルサイト
 
 
Source: Barks

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could certainly I understand this for nothing?

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