ビートルズの名作『Abbey Road』が発売されてから、今年でちょうど40周年。それを記念して、数百人のビートルズ・ファンがアビー・ロードに集まり、有名なジャケット写真を再現した。ビートルズのメンバーに扮装した4人が横断歩道を渡る様子を、集まったファンが見守るというシンプルなパフォーマンスだったが、これによって交通渋滞も引き起こされたとのこと。
このパフォーマンスを企画したのは、ビートルズ・ツアーのガイドであり、ビートルズ・カフェの経営もしているリチャード・ポーターという人物。イギリスの国営放送BBCに対し、彼はこのように語っている。
「あの写真はとても簡単にコピーできる――普通はね、簡単にコピーできるんだ。とてもシンプルで、あれはビートルズの聖地みたいなものだよ」。
また、『Abbey Road』のジャケット写真が撮影された時、その場に居合わせたビートルズの元ツアー・マネージャーであるトニー・ブラムウェルは、以下のようにコメントしている。
「ポール(・マッカートニー)とリンゴ(・スター)を除けば、あの日ここにいた人間のなかで生きているのは僕だけだよ。あのすべてをこの目で見られて良かったと思う。この40年の音楽ジャンルや革命的な出来事のなかで、ビートルズはいまでもNo.1さ」。
Source: bounce