最近になり、金庫に眠っていたジョン・レノン(John Lennon)の未発表でまれなレコーディング数点が発見された。1980年8月19日に録音されたものだ。ジョン・レノンが死亡する前に自分のバンドと撮った最後のレコーディングのビデオ・テープがあると信じられており、不可解な紛失の仕方をしているが、今回のレコーディングはそれとは別のもの。さらに信じがたいことに、これらは今日まで未発表のレコーディングだった。
29年前の1980年12月08日、ビートルズのファンはジョン・レノンの背中に4発の銃弾が撃ち込まれたという衝撃的ニュースを聞いた。当時、彼は40歳にしてすでに史上最も影響力のあるミュージシャンのひとりになっていた。その夜、世界は一瞬凍り付き、静寂に包まれたようだった。
この特別なレコーディングは録音が行われた夜の思い出と共に、ウェブサイト(www.LennonTapes.com)で試聴することができる。
ジョン・レノンの死亡から29年目の記念日であり、クリスマスも近づくこの時期は、これら貴重でかけがえのないレコーディングを聞き、「平和を我等に(Give Peace A Chance)」と歌ったレノンの心に触れるのに最もふさわしい時だろう。
発見されたレコーディングは、今回初めてウェブサイト(www.LennonTapes.com)で予約注文による購入が可能になった。希望があれば、予約注文したレコーディングは本人あてまたは友人へのクリスマス・ギフトとして12月23日に電子メールに添付して自動的にダウンロードするように設定することが可能だ。価格はわずか10米ドルで、クリスマスに送る最高のギフトになるだろう。
ジョンは1970年にビートルズを脱退し、ソロ・アルバムを作りはじめた。今やそれらはすべて古典とも言える存在になっている。最初に作られたのは「ジョンの魂(John Lennon/Plastic Ono Band)」、そして「イマジン(Imagine)」と続いた。「平和を我等に」と「イマジン」は世界中でひとつの運動を起こす力になった。それに続いたのが「幸福なクリスマス(戦争が終わった)」。レノンは1973年に「マインドゲームズ」をリリースした。1974年9月には「心の壁、愛の橋(Walls and Bridges)」およびシングルレコード「真夜中を突っ走れ(Whatever Gets You Thru the Night)」を発表。1975年になると「ロックンロール(Rock 'n' Roll)」がリリースされ、この年の4月18日レノンは最後となったテレビ出演で、「イマジン」を演奏している。同年10月、レノンは「ジョン・レノンの軌跡(Shaved Fish)」をリリースした。
1980年8月、レノンはニューヨークのヒット・ファクトリー録音スタジオで「ダブル・ファンタジー(Double Fantasy)」アルバムを録音、そしてこのテープはレノンがこのスタジオでバンドとともに過ごした最後の夜に録音されている。
このレコーディングはジョン・レノンをしのんでリリースされる。ジョン・レノンをしのんで。
Source: fmvs.jp
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