日清といえば、その個性的なCMでも有名。とくに代表的商品であるカップヌードルのCMは、毎回その斬新さで話題となっている。アラサー・アラフォー世代なら、アーノルド・シュワルツェネッガーがやかんを手に体操をし、フォークでカップヌードルを食べるCMなどを覚えておられる方も多いだろう。そこで、今回はカップヌードルのCMの変遷をご紹介したい。
カップヌードルといえば、「Hungry?」というキャッチコピーのCMを思い出す人も多いかもしれない。このシリーズが放送されはじめたのは、1992年。小さな原始人がマンモスや七面鳥、イノシシなどを追いかけるCMや、食料を求めて奮闘する原始人一家のCMが話題となった。とくに小さな原始人がマンモスを追いかけ回すCMは、1993年にカンヌ国際CMフェスティバルでグランプリを受賞している。
それに続いて放送されたのが、「20世紀カップヌードル」篇。永瀬正敏がゴルバチョフが演説している後ろやジョン・レノンとオノ・ヨーコの有名なベッド会見の傍らでカップヌードルを食べているCMが制作された。こちらは、その巧みな合成の技術も話題となった。
2003年には、Mr.Childrenの楽曲を使用した「NO BORDER」篇が開始。こちらはメッセージ色の強いシリーズとなっており、その結果、物議を醸すこともあった。とくに2005年上半期に放送された「少年兵」が出てくるバージョンは、反戦的なメッセージを訴えたものだったが、そのメッセージが誤解を生むことともなり、打ち切りとなった。
2006年から2008年にかけては、『AKIRA』の大友克広氏による、人類が月に移住した23世紀を舞台に「自由」を求める少年たちの活躍を描くアニメ『FREEDOM』と連動したCM「FREEDOM-PROJECT」が放送されたのは記憶に新しいだろう。
現在は、木村拓哉出演の「DREAM!夢こそが、明日をつくる。」シリーズが放送中で、あいかわらず個性的なCMが流されている。これからもカップヌードルある限り、テレビなどでその個性的なCMを見ることとなるだろう。
Source: シゴトの計画
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